レッスン
青山加織のプレメンレッスン第4回 「打ち方を変えずに番手を替える」リスクの少ないアプローチを伝授
2025年7月2日(水)午後3:47

今回のプレメンレッスンは、青山加織プロの第4回です。
熊本県出身で、10歳の時に坂田塾に入門し、小学生でプロのトーナメントに出場(当時史上最年少)したほか、アマチュア時代に数々のタイトルを獲得した青山プロ。2007年にプロ入りし、現在はツアーに出場しながら、アマチュアゴルファーへの指導や、ゴルフの普及活動に積極的に取り組んでいます。
青山プロがゴルファーに大切にしてほしいのは、「諦めない気持ち」だといいます。
「20代のころ、今の年齢(今年の7月で40歳)になったら思うようなプレーができなくなると考えていたのですが、トレーニングや道具の進化により、飛距離は以前より伸びています。アマチュアゴルファーの中には、『もう飛ばすのは無理』と思っている人も多いようですが、ちょっとした工夫で飛距離は伸びるもの。諦める必要はありません。私も飛距離アップのコツを教えるだけでなく、『こんなにできるんだ』ということを、これからも皆さんにお見せしていきたいと思っています」
さて、今回のレッスンは、「アプローチショットを極める」がテーマ。3つのシチュエーションでのアプローチショットを教えてもらいます。
1つ目は、グリーンサイドからの10ヤードのアプローチ。
「グリーンが近い場合は、58度で転がします。ボールは右足ツマ先の前に置き、少しハンドファーストを強めにして構えます。振り幅は8~4時で、低い出球をイメージします。注意点は、テークバックよりフォロースルーが小さくならないようにすること。また、フォロースルーではクラブを低く出すイメージで。落としどころは、ボールとピンの中間か、手前から3分の1辺りです」
2つ目は、グリーンエッジの近くにボールがあり、ピンまで20ヤードというシチュエーション。
「この場合は50度のウェッジを手にしますが、打ち方は58度を持ったときと同じ。振り幅もほぼ同じです」
クラブを58度から50度に替えるだけで、同じ振り幅でも2倍の距離が出るということです。
「58度でフワッと上げようとすると、振り幅を大きくしなければいけないのですが、そうするとブレが生じます。その点、小さい振り幅で打てば、ミスが出にくくなります」
3つ目は、ピンまで20ヤードで、ボールからエッジまで10ヤードのラフがあるというケース。
「このような場合、直接グリーンに落とすため、ボールを上げたくなりますが、あえてランニングで狙います。手にするクラブはPW。構え方、打ち方は前2つと同じ。決してグリーンに届かせようとせず、芝の上を転がすつもりで。なお、ラフに負けそうなときは、9番アイアンなどさらにロフトの立ったクラブを選択しましょう」
18ホールで「絶対に上げてスピンをかけなければいけない」というシチュエーションは、1度あるかないかだという青山プロ。
「アプローチは、どうすればミスを少なくできるかを考えることが大事。皆さんも、打ち方を変えずに番手を替えるだけで何種類ものアプローチができるということを、練習やラウンドで体感してみてください」
熊本県出身で、10歳の時に坂田塾に入門し、小学生でプロのトーナメントに出場(当時史上最年少)したほか、アマチュア時代に数々のタイトルを獲得した青山プロ。2007年にプロ入りし、現在はツアーに出場しながら、アマチュアゴルファーへの指導や、ゴルフの普及活動に積極的に取り組んでいます。
青山プロがゴルファーに大切にしてほしいのは、「諦めない気持ち」だといいます。
「20代のころ、今の年齢(今年の7月で40歳)になったら思うようなプレーができなくなると考えていたのですが、トレーニングや道具の進化により、飛距離は以前より伸びています。アマチュアゴルファーの中には、『もう飛ばすのは無理』と思っている人も多いようですが、ちょっとした工夫で飛距離は伸びるもの。諦める必要はありません。私も飛距離アップのコツを教えるだけでなく、『こんなにできるんだ』ということを、これからも皆さんにお見せしていきたいと思っています」
さて、今回のレッスンは、「アプローチショットを極める」がテーマ。3つのシチュエーションでのアプローチショットを教えてもらいます。
1つ目は、グリーンサイドからの10ヤードのアプローチ。
「グリーンが近い場合は、58度で転がします。ボールは右足ツマ先の前に置き、少しハンドファーストを強めにして構えます。振り幅は8~4時で、低い出球をイメージします。注意点は、テークバックよりフォロースルーが小さくならないようにすること。また、フォロースルーではクラブを低く出すイメージで。落としどころは、ボールとピンの中間か、手前から3分の1辺りです」
2つ目は、グリーンエッジの近くにボールがあり、ピンまで20ヤードというシチュエーション。
「この場合は50度のウェッジを手にしますが、打ち方は58度を持ったときと同じ。振り幅もほぼ同じです」
クラブを58度から50度に替えるだけで、同じ振り幅でも2倍の距離が出るということです。
「58度でフワッと上げようとすると、振り幅を大きくしなければいけないのですが、そうするとブレが生じます。その点、小さい振り幅で打てば、ミスが出にくくなります」
3つ目は、ピンまで20ヤードで、ボールからエッジまで10ヤードのラフがあるというケース。
「このような場合、直接グリーンに落とすため、ボールを上げたくなりますが、あえてランニングで狙います。手にするクラブはPW。構え方、打ち方は前2つと同じ。決してグリーンに届かせようとせず、芝の上を転がすつもりで。なお、ラフに負けそうなときは、9番アイアンなどさらにロフトの立ったクラブを選択しましょう」
18ホールで「絶対に上げてスピンをかけなければいけない」というシチュエーションは、1度あるかないかだという青山プロ。
「アプローチは、どうすればミスを少なくできるかを考えることが大事。皆さんも、打ち方を変えずに番手を替えるだけで何種類ものアプローチができるということを、練習やラウンドで体感してみてください」
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