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飛距離アップにも効果大! 正しいアライメントができるようになる“肩甲骨のパッキング”

2025年7月30日(水)午後1:19

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「アライメントが大事」というのはよくいわれることですが、ゴルファーの中には、ターゲットに対して真っ直ぐ構えていないことで、方向性が安定しない人がいます。

 特に、飛距離は出るけど、曲がりも大きいという人によく見られるのが、アッパーブローに打とうとして、構えたときに左肩が上がり、結果的に右を向いてしまうというケースです。左肩が上がることで肩のラインがクローズになり、それに合わせてスタンスの向きも右を向くので結果的に右を向いた構えになるのです。

 このように、「方向性が安定しないのは、右を向いていることが原因」という人には、その矯正方法として、「肩甲骨周りのパッキング」をオススメしています。

 まず左手だけで、クラブの重心辺り(真ん中より少しヘッド寄り)を握り、クラブが地面と平行になるようにします。

 次に、クラブを持ったまま左腕をダラーンと下に伸ばし、腕や指には力は入れないで、肩甲骨を背骨の方に寄せる感じで、左腕を肩の付け根辺りから軽く後ろに引っ張ります。

 そのあと、持っていたクラブを一度離し、左手の位置を変えずに普通にグリップしてください。

 これで肩甲骨のパッキングは完成です。これをやってから構えると、左肩が上がることがなくなるので、肩のラインもターゲットを向くようになります。

 ちなみに、肩甲骨周りというのはとても柔軟性が高いのですが、ゴルフスイングの場合、動きすぎてしまうと振り遅れになったり、インパクトからフォロースルーで左ワキが開いてクラブがインサイドに入るといった悪い動きにつながります。

 その点、肩甲骨のパッキングがしっかりしていれば、もともとのヘッドスピードが変わることなくスイングが安定して、方向性の狂いも少なくなります。

 また、このパッキングは、飛距離アップにも繋がります。というのも、肩甲骨がパッキングできていれば、胸椎がしっかり回り、深いトップが実現して、大きなねじれができるからです。

 逆に、パッキングができていないと、胸を回そうとしても肩甲骨がグラグラ動いてしまい、自分では回しているつもりでも実際には回っていないことがよくあります。

 今回は、“正しいアライメント”ということで肩甲骨のパッキングを紹介しましたが、飛距離と方向性を両立させるためには必要不可欠な要素。練習のときから意識して、しっかりマスターしてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #143」より(放送・見逃し配信中)
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