国内男子
不惑の苦労人・小山内が今季初V! 遼は終盤に失速
2010年7月25日(日)午後5:04
国内男子ツアーの長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップは25日、北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブで最終ラウンドの競技を終了。前日に激しい首位争いを演じた平塚哲二と金庚泰(韓)が失速する中、薗田峻輔、小山内護、チョ・ミンギュ(韓)の3人が通算13アンダーで並び、プレーオフの末に小山内が優勝した。石川遼は後半に崩れて28 位タイに終わった。
第3ラウンドを終えて首位の平塚がノーバーディで全くスコアを伸ばせず、逆に前半2バーディを奪って単独首位に浮上した金庚泰も終盤に2ボギーを喫して首位の座を明け渡した。代わってリーダーボードの最上位を占めたのは、2勝目を狙うルーキーの薗田、第3ラウンド終盤で怒涛のバーディラッシュを見せた40歳の小山内、ツアー未勝利のチョ・ミンギュだった。
薗田は前日イーブンパーと苦しんだ影響も見せず4バーディ、ノーボギーで4アンダー68。小山内も3バーディー、ノーボギーにまとめてスコアを3つ伸ばし、チョ・ミンギュも最終18番でバーディパットをねじ込み土壇場で優勝争いに名乗りを挙げた。
迎えたプレーオフでは、2ホール目で薗田がダブルボギーを叩き脱落。その後も小山内とチョ・ミンギュは共に譲らず、3ホール目はバーディを奪い合う。そして4ホール目で決着がついた。小山内が第2打をバンカーに入れてしまったのに対して、チョ・ミンギュは3オンに成功。更に小山内はアプローチの第3打もグリーンをオーバーしてしまう。ところが、チョ・ミンギュもバーディパットを決めきれず、返しのパーパットもカップに嫌われた。一方の小山内はグリーン外からのバーディトライこそ決められなかったが、ピンそばにピタリ。最後は短いウィニングパットをしっかりと沈め、渾身のガッツポーズを見せた。 06年アコムインターナショナル以来となる優勝。マンデートーナメントを勝ち上がって今季初めて本戦に出場した飛ばし屋の苦労人が、不惑の年に嬉しい通算 4勝目を挙げた。
その他の上位勢は、4位タイに通算12アンダーで平塚と金庚泰が並び、富田雅哉、白佳和ら3人が通算11アンダー6位タイにつけた。片山晋呉が通算6アンダー26位タイ。石川は前半3バーディ、ノーボギーでスコアを伸ばしたが、13番でのダブルボギー以降失速し1オーバー73、通算5アンダー 28位タイに沈んだ。
第3ラウンドを終えて首位の平塚がノーバーディで全くスコアを伸ばせず、逆に前半2バーディを奪って単独首位に浮上した金庚泰も終盤に2ボギーを喫して首位の座を明け渡した。代わってリーダーボードの最上位を占めたのは、2勝目を狙うルーキーの薗田、第3ラウンド終盤で怒涛のバーディラッシュを見せた40歳の小山内、ツアー未勝利のチョ・ミンギュだった。
薗田は前日イーブンパーと苦しんだ影響も見せず4バーディ、ノーボギーで4アンダー68。小山内も3バーディー、ノーボギーにまとめてスコアを3つ伸ばし、チョ・ミンギュも最終18番でバーディパットをねじ込み土壇場で優勝争いに名乗りを挙げた。
迎えたプレーオフでは、2ホール目で薗田がダブルボギーを叩き脱落。その後も小山内とチョ・ミンギュは共に譲らず、3ホール目はバーディを奪い合う。そして4ホール目で決着がついた。小山内が第2打をバンカーに入れてしまったのに対して、チョ・ミンギュは3オンに成功。更に小山内はアプローチの第3打もグリーンをオーバーしてしまう。ところが、チョ・ミンギュもバーディパットを決めきれず、返しのパーパットもカップに嫌われた。一方の小山内はグリーン外からのバーディトライこそ決められなかったが、ピンそばにピタリ。最後は短いウィニングパットをしっかりと沈め、渾身のガッツポーズを見せた。 06年アコムインターナショナル以来となる優勝。マンデートーナメントを勝ち上がって今季初めて本戦に出場した飛ばし屋の苦労人が、不惑の年に嬉しい通算 4勝目を挙げた。
その他の上位勢は、4位タイに通算12アンダーで平塚と金庚泰が並び、富田雅哉、白佳和ら3人が通算11アンダー6位タイにつけた。片山晋呉が通算6アンダー26位タイ。石川は前半3バーディ、ノーボギーでスコアを伸ばしたが、13番でのダブルボギー以降失速し1オーバー73、通算5アンダー 28位タイに沈んだ。