国内男子
兼本、最終ホールの大逆転でツアー2勝目!
2010年7月11日(日)午後4:48
国内男子ツアーのThe Championship by LEXUSは11日、茨城県の大利根カントリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。この日単独トップからスタートした兼本貴司が通算18アンダーまでスコアを伸ばし、昨年5月の三菱ダイヤモンドカップゴルフ以来となるツアー通算2勝目を挙げた。
第2ラウンドで首位タイに浮上し、第3ラウンド終了時点で後続に2打差をつけ単独トップに立っていた兼本だが、最終日は苦しい滑り出しとなる。1番パー4でいきなり3パットのボギーを叩くと、2番、4番でもスコアを落として早々とトーナメントリーダーの座から陥落。代わって単独トップに踊り出たのが、序盤4ホールで3バーディを奪う好スタートを切った井上信だ。
さらに井上は11番までに3つスコアを伸ばし、通算16アンダーで2位以下に6打差をつけ独走態勢に入る。ところが、優勝へのプレッシャーが最高潮となる“サンデーバックナイン”で、前半完全に勢いを失っていた兼本のプレーが一変。12番で後半最初のバーディを奪うと、13番パー5でイーグル、そこから17番までに3つのバーディを重ね、首位の井上(通算17アンダー)に1打差まで詰め寄り最終ホールへ。
勝負を決める最終18番は547ヤードのパー5、まさに“ゾーン”状態の兼本はドライバーショットが冴えて2オンに成功。一方の井上は長いバーディパットを決められず、優勝の行方は兼本のイーグルトライに委ねられる。距離はおよそ5メートル、兼本の長尺パットから放たれたボールはフックラインをきれいに転がり、カップイン。後半9ホールを驚異の『29』で回った兼本が、通算18アンダーでツアー史上に残る大逆転勝利を飾った。
最終ラウンドで8バーディ、1ボギーの見事なゴルフを披露した井上は、通算17アンダーで単独2位。以下、タイ出身の20歳キラデク・アフィバーンラトが通算12アンダー単独3位に食い込み、山下和宏と谷昭範が通算11アンダー4位タイ。丸山茂樹、小田龍一らが通算10アンダー6位タイに入っている。
第2ラウンドで首位タイに浮上し、第3ラウンド終了時点で後続に2打差をつけ単独トップに立っていた兼本だが、最終日は苦しい滑り出しとなる。1番パー4でいきなり3パットのボギーを叩くと、2番、4番でもスコアを落として早々とトーナメントリーダーの座から陥落。代わって単独トップに踊り出たのが、序盤4ホールで3バーディを奪う好スタートを切った井上信だ。
さらに井上は11番までに3つスコアを伸ばし、通算16アンダーで2位以下に6打差をつけ独走態勢に入る。ところが、優勝へのプレッシャーが最高潮となる“サンデーバックナイン”で、前半完全に勢いを失っていた兼本のプレーが一変。12番で後半最初のバーディを奪うと、13番パー5でイーグル、そこから17番までに3つのバーディを重ね、首位の井上(通算17アンダー)に1打差まで詰め寄り最終ホールへ。
勝負を決める最終18番は547ヤードのパー5、まさに“ゾーン”状態の兼本はドライバーショットが冴えて2オンに成功。一方の井上は長いバーディパットを決められず、優勝の行方は兼本のイーグルトライに委ねられる。距離はおよそ5メートル、兼本の長尺パットから放たれたボールはフックラインをきれいに転がり、カップイン。後半9ホールを驚異の『29』で回った兼本が、通算18アンダーでツアー史上に残る大逆転勝利を飾った。
最終ラウンドで8バーディ、1ボギーの見事なゴルフを披露した井上は、通算17アンダーで単独2位。以下、タイ出身の20歳キラデク・アフィバーンラトが通算12アンダー単独3位に食い込み、山下和宏と谷昭範が通算11アンダー4位タイ。丸山茂樹、小田龍一らが通算10アンダー6位タイに入っている。