国内男子
ホストV狙う遼、魅せるゴルフで9位タイスタート!
2010年9月24日(金)午後6:33
国内男子ツアーのアジアパシフィック パナソニックオープンは24日、前日荒天中止となったていた第1ラウンドの競技を行い、パナソニック所属でホスト大会制覇を狙う石川遼が6バーディ、4ボギーの2アンダー69をマーク。54ホール短縮競技の短期決戦となった今回のトーナメントで、トップと2打差の9位タイと好スタートを切った。細川和彦、甲斐慎太郎、S・K・ホ(韓)、G・ブラー(インド)の4人が4アンダー67で首位タイに並んでいる。
大会初日は豪雨と雷に見舞われ1ホールもプレーできなかった石川だが、「途中で中断するより最初から3日間(の短縮競技)と決まった方がやりやすい」と前向きなコメント。その発言通り、天候が回復したこの日は序盤2番からバーディを先行させる快調なゴルフを見せる。さらに4番パー5では2オン成功からバーディ、7番パー4では2打目のベタピンショットからバーディと、順調にスコアを伸ばす展開。ハーフターン直前の8番、9番で連続ボギーを叩くも後半10番ですぐさま取り返すと、14番では見事なバンカーショットからピンに寄せ、15番ではロングパットを沈めて連続バーディを奪ってみせた。
以前までは「ホストプロとしての自覚が足りなかった」と自身も認めるように、このパナソニックオープンでは2008年予選落ち、昨年は決勝ラウンドへ進むも優勝争いに絡めず16位タイ。過去2年ともに結果が残せていないだけに、パナソニック契約プロとして今大会にかける意気込みは並々ならぬものがある。この日の後半2連続バーディでギャラリーを沸かせたように、残り2日間も“ホスト遼”が魅せるゴルフでファンを喜ばせる。
対照的に、前週ANAオープンで今季2勝目を挙げた池田勇太は苦しいラウンドとなってしまった。前半をノーボギーの1アンダーで折り返したものの、11番で初ボギー、12番バーディのあと13番で再びボギーを叩きイーブンに。そこから16番までなんとかパーで凌いだが、上がり2ホール連続ボギーを喫して2オーバー73でホールアウト。スタートダッシュが肝心な短期決戦で首位グループと6打差の51位タイ発進と、2週連続優勝へ早くも黄信号がともっている。
その上位陣は、3アンダー68の5位タイにディフェンディング・チャンピオンの丸山大輔、小田龍一、キム・デヒュン(韓)、M・フレーザー(豪)の4人が続き、石川と同じ9位タイに片山晋呉、谷原秀人、小田孔明ら12人がつけている。なお、今大会はアジアンツアーにも組み込まれ出場選手の大半が海外プレーヤーということもあり、上位には多数のアジア勢が大挙してひしめき合う戦況となっている。
大会初日は豪雨と雷に見舞われ1ホールもプレーできなかった石川だが、「途中で中断するより最初から3日間(の短縮競技)と決まった方がやりやすい」と前向きなコメント。その発言通り、天候が回復したこの日は序盤2番からバーディを先行させる快調なゴルフを見せる。さらに4番パー5では2オン成功からバーディ、7番パー4では2打目のベタピンショットからバーディと、順調にスコアを伸ばす展開。ハーフターン直前の8番、9番で連続ボギーを叩くも後半10番ですぐさま取り返すと、14番では見事なバンカーショットからピンに寄せ、15番ではロングパットを沈めて連続バーディを奪ってみせた。
以前までは「ホストプロとしての自覚が足りなかった」と自身も認めるように、このパナソニックオープンでは2008年予選落ち、昨年は決勝ラウンドへ進むも優勝争いに絡めず16位タイ。過去2年ともに結果が残せていないだけに、パナソニック契約プロとして今大会にかける意気込みは並々ならぬものがある。この日の後半2連続バーディでギャラリーを沸かせたように、残り2日間も“ホスト遼”が魅せるゴルフでファンを喜ばせる。
対照的に、前週ANAオープンで今季2勝目を挙げた池田勇太は苦しいラウンドとなってしまった。前半をノーボギーの1アンダーで折り返したものの、11番で初ボギー、12番バーディのあと13番で再びボギーを叩きイーブンに。そこから16番までなんとかパーで凌いだが、上がり2ホール連続ボギーを喫して2オーバー73でホールアウト。スタートダッシュが肝心な短期決戦で首位グループと6打差の51位タイ発進と、2週連続優勝へ早くも黄信号がともっている。
その上位陣は、3アンダー68の5位タイにディフェンディング・チャンピオンの丸山大輔、小田龍一、キム・デヒュン(韓)、M・フレーザー(豪)の4人が続き、石川と同じ9位タイに片山晋呉、谷原秀人、小田孔明ら12人がつけている。なお、今大会はアジアンツアーにも組み込まれ出場選手の大半が海外プレーヤーということもあり、上位には多数のアジア勢が大挙してひしめき合う戦況となっている。