国内男子
賞金王争いの行方は? 遼クンも出場
2008年11月27日(木)午後0:40
コース内に地雷を仕掛けたので開催を中止しろという脅迫電話に厳戒態勢が敷かれる中、賞金総額1億4,000万円を巡る戦いの幕が切って落とされる。
27日、Kochi黒潮CC(高知)で始まるカシオワールドオープンは国内男子ツアーのフルフィールド最終戦。片山晋呉と矢野東の一騎打ちになった賞金王争いと、賞金ランク73位までのシード権争いがいずれもクライマックスを迎える。
今季の残り試合は優勝賞金2,800万円の今大会と、3,000万円のゴルフ日本シリーズJTカップの2つだけ。賞金王の可能性があるのは、ダンロップフェニックスの優勝で同ランク3位に浮上したプラヤド・マークセン(タイ)まで。だが、母国の代表としてワールドカップに出場するため、今大会は欠場し、片山と矢野の戦いになっている。その差は約4,390万円。10試合連続トップ10入りの後、矢野は勝負どころの三井住友VISA太平洋マスターズで予選落ちを喫した。ダンロップフェニックスでも最終日の大詰めにスコアを伸ばせず21位タイに終わり、今回は忍耐強いゴルフを取り戻すことを誓っている。
一方、追われる片山はマイペース。2年ぶり5度目のビッグタイトルを目指して、淡々と自分のゴルフを貫く構えでおり、対照的な対決が見ものとなる。
尚、次週のゴルフ日本シリーズは同ランク25位以上と今季のツアー競技優勝者などしか出場できないため、来季の出場権獲得を狙う選手にとっては今大会が最後のチャンス。出場義務試合数不足の3人を除く、同ランク70位以内、つまり73位までに入れば、来季の“職場”が得られるとあって、必死のサバイバルレースが繰り広げられる。
また、史上最年少の獲得賞金1億円まであと約27万円と迫った17歳の高校生プロ、石川遼にとっても大切な一戦だ。ゴルフ日本シリーズは予選落ちがないため、最後までプレーさえすれば、必然的に大台は突破する。今週は地元の高校生が文化祭の出し物で石川の似顔絵を貼り絵で作って応援してくれている。ダンロップフェニックス単独2位の調子も持続しており、同世代の熱い気持ちにこたえるためにも結果を残したい。
27日、Kochi黒潮CC(高知)で始まるカシオワールドオープンは国内男子ツアーのフルフィールド最終戦。片山晋呉と矢野東の一騎打ちになった賞金王争いと、賞金ランク73位までのシード権争いがいずれもクライマックスを迎える。
今季の残り試合は優勝賞金2,800万円の今大会と、3,000万円のゴルフ日本シリーズJTカップの2つだけ。賞金王の可能性があるのは、ダンロップフェニックスの優勝で同ランク3位に浮上したプラヤド・マークセン(タイ)まで。だが、母国の代表としてワールドカップに出場するため、今大会は欠場し、片山と矢野の戦いになっている。その差は約4,390万円。10試合連続トップ10入りの後、矢野は勝負どころの三井住友VISA太平洋マスターズで予選落ちを喫した。ダンロップフェニックスでも最終日の大詰めにスコアを伸ばせず21位タイに終わり、今回は忍耐強いゴルフを取り戻すことを誓っている。
一方、追われる片山はマイペース。2年ぶり5度目のビッグタイトルを目指して、淡々と自分のゴルフを貫く構えでおり、対照的な対決が見ものとなる。
尚、次週のゴルフ日本シリーズは同ランク25位以上と今季のツアー競技優勝者などしか出場できないため、来季の出場権獲得を狙う選手にとっては今大会が最後のチャンス。出場義務試合数不足の3人を除く、同ランク70位以内、つまり73位までに入れば、来季の“職場”が得られるとあって、必死のサバイバルレースが繰り広げられる。
また、史上最年少の獲得賞金1億円まであと約27万円と迫った17歳の高校生プロ、石川遼にとっても大切な一戦だ。ゴルフ日本シリーズは予選落ちがないため、最後までプレーさえすれば、必然的に大台は突破する。今週は地元の高校生が文化祭の出し物で石川の似顔絵を貼り絵で作って応援してくれている。ダンロップフェニックス単独2位の調子も持続しており、同世代の熱い気持ちにこたえるためにも結果を残したい。