国内男子
井上、6打差の逆転劇でツアー2勝目 遼クンは21位タイ
2008年10月12日(日)午後5:10
国内男子ツアーの新規トーナメント、キヤノンオープン(神奈川・戸塚CC)は12日、最終ラウンドの競技を行った。首位と6打差の14位タイからスタートした井上信が、7アンダー65の猛チャージ。スコアを通算13アンダーまで伸ばし、大逆転で約4年ぶりのツアー2勝目を挙げた。1打差の2位タイに藤田寛之、宮里優作、手嶋多一、今野康晴の4人。注目の石川遼は通算7アンダー21位タイで大会を終了した。
04年のABCチャンピオンシップ以来、勝ち星から遠ざかっていた井上に歓喜の瞬間が訪れた。この日は出だしの1、2番を連続バーディとすると、その後もバーディを重ね5アンダーで前半を折り返す。ハーフターン後も安定したゴルフでスコアを2つ伸ばし、ノーボギーの7アンダー65でフィニッシュ。1打差で藤田らを振り切り、キヤノンオープンの初代チャンピオンに輝いた。「前半から流れが良くてバーディを獲れました。パターのフィーリングが良くて、今日は(グリーンが)僕の味方をしてくれました」と勝因に好調なパットを挙げた井上。「なかなか上位に行けなかったけれど、この優勝を機に上に行きたいです」と飛躍を誓った。
一方17歳の高校生プロ石川は、4バーディ、2ボギーの2アンダー70にスコアをまとめ、通算7アンダーでホールアウト。丸山茂樹らと並び21位タイに入った。「今日は4つバーディが獲れて満足いくゴルフでした。また来年(の大会)が楽しみになりました」と語った。4試合ぶりに予選を通過した今大会を弾みに、終盤戦に再び優勝争いする姿を見せてほしい。
その他、通算4アンダー34位タイに現在賞金ランクトップの谷原秀人、61歳の尾崎将司が3アンダー69で回り、通算2アンダー41位タイ。だが、永久シード(通算25勝)に王手をかけている片山晋呉は、前週優勝の武藤俊憲と共に通算1アンダー49位タイで4日間を終えた。
04年のABCチャンピオンシップ以来、勝ち星から遠ざかっていた井上に歓喜の瞬間が訪れた。この日は出だしの1、2番を連続バーディとすると、その後もバーディを重ね5アンダーで前半を折り返す。ハーフターン後も安定したゴルフでスコアを2つ伸ばし、ノーボギーの7アンダー65でフィニッシュ。1打差で藤田らを振り切り、キヤノンオープンの初代チャンピオンに輝いた。「前半から流れが良くてバーディを獲れました。パターのフィーリングが良くて、今日は(グリーンが)僕の味方をしてくれました」と勝因に好調なパットを挙げた井上。「なかなか上位に行けなかったけれど、この優勝を機に上に行きたいです」と飛躍を誓った。
一方17歳の高校生プロ石川は、4バーディ、2ボギーの2アンダー70にスコアをまとめ、通算7アンダーでホールアウト。丸山茂樹らと並び21位タイに入った。「今日は4つバーディが獲れて満足いくゴルフでした。また来年(の大会)が楽しみになりました」と語った。4試合ぶりに予選を通過した今大会を弾みに、終盤戦に再び優勝争いする姿を見せてほしい。
その他、通算4アンダー34位タイに現在賞金ランクトップの谷原秀人、61歳の尾崎将司が3アンダー69で回り、通算2アンダー41位タイ。だが、永久シード(通算25勝)に王手をかけている片山晋呉は、前週優勝の武藤俊憲と共に通算1アンダー49位タイで4日間を終えた。