レッスン
「飛ばないアプローチ」で攻めたい場合は、56度を短く持ってハンドレイトで構える
2024年3月13日(水)午前11:22
ピンまで25ヤード前後。フラットな地形でグリーンまで障害物がないアプローチでは、9番アイアン(9I)を短く持って打つと、かなり簡単に寄せることができます。
9Iで、右手の親指がシャフトに触れるくらい短く持って打てば、ボールが飛び過ぎることがなくなるし、カウンターバランス効果でヘッドがインパクトのとき戻りやすくなり、その結果、振り遅れがなくなってダフリにくくなるからです。
「9Iではなくて、PWを使ってもいいのでは?」と考える人もいるはず。実際、PWでも易しく打てますが、9Iの場合、それを手にした瞬間、「完全に転がし」という気持ちになるので、迷いのないスイングができるというメリットがあります。
今回はもうひとつ、その9Iアプローチと匹敵するくらい、覚えておくとスコアアップにつながるアプローチを紹介しましょう。9I同様、極端にクラブを短く握って行うのがポイントとなるアプローチです。
使うクラブは56度(52度や58度でもOK)。最初にお伝えしたように、右手の親指がシャフトに触るくらい短く握ります。
ウェッジを短く持つとかなり手元が地面に近い位置になりますが、それでOK。ポイントは手元を右に寄せて、ハンドレイト気味に構えること。
手元をヘッドよりも後方に置くところまでハンドレイトにしなくても構いませんが、少なくともグリップがボールの真上、クラブが地面と垂直なる辺りにセットします。そして、この構えからクラブを振っていきます。
注意点は、構えたときにできた右手首の角度をスイング中、変えないこと。これは、バンカーショットとロブショットを除く全てのショットにいえることですが、ハンドレイト気味に構えて、右手首がほぼ真っ直ぐになるこのケースでも、右手首の角度は変えずに振り抜くことが大事です。
このショットの利点は、絶対に飛び過ぎないこと。下り傾斜がきつく、9Iだと転がり過ぎて大オーバーになってしまう危険性があるグリーン奥からのアプローチではかなり有効です。
アプローチの引き出しを増やすためにも、9Iを短く持つ打ち方と同じように練習して、そのコツや距離感をマスターしておくことをオススメします。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #72」より(放送・見逃し配信中)
9Iで、右手の親指がシャフトに触れるくらい短く持って打てば、ボールが飛び過ぎることがなくなるし、カウンターバランス効果でヘッドがインパクトのとき戻りやすくなり、その結果、振り遅れがなくなってダフリにくくなるからです。
「9Iではなくて、PWを使ってもいいのでは?」と考える人もいるはず。実際、PWでも易しく打てますが、9Iの場合、それを手にした瞬間、「完全に転がし」という気持ちになるので、迷いのないスイングができるというメリットがあります。
今回はもうひとつ、その9Iアプローチと匹敵するくらい、覚えておくとスコアアップにつながるアプローチを紹介しましょう。9I同様、極端にクラブを短く握って行うのがポイントとなるアプローチです。
使うクラブは56度(52度や58度でもOK)。最初にお伝えしたように、右手の親指がシャフトに触るくらい短く握ります。
ウェッジを短く持つとかなり手元が地面に近い位置になりますが、それでOK。ポイントは手元を右に寄せて、ハンドレイト気味に構えること。
手元をヘッドよりも後方に置くところまでハンドレイトにしなくても構いませんが、少なくともグリップがボールの真上、クラブが地面と垂直なる辺りにセットします。そして、この構えからクラブを振っていきます。
注意点は、構えたときにできた右手首の角度をスイング中、変えないこと。これは、バンカーショットとロブショットを除く全てのショットにいえることですが、ハンドレイト気味に構えて、右手首がほぼ真っ直ぐになるこのケースでも、右手首の角度は変えずに振り抜くことが大事です。
このショットの利点は、絶対に飛び過ぎないこと。下り傾斜がきつく、9Iだと転がり過ぎて大オーバーになってしまう危険性があるグリーン奥からのアプローチではかなり有効です。
アプローチの引き出しを増やすためにも、9Iを短く持つ打ち方と同じように練習して、そのコツや距離感をマスターしておくことをオススメします。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #72」より(放送・見逃し配信中)
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