レッスン
バンカー越えのアプローチ。フェースを開き、クローズに構えて打つのが今の主流
2023年12月20日(水)午前10:47
バンカー越えのアプローチで、グリーンは下り傾斜。とりあえずバンカーは確実にクリアしたいけど、できればピンの近くにボールを止めたい。最悪でもグリーンオーバーは避けたい。そういうときは、フワッした高い球で攻めるしかありません。
今回は、そういうケースで大いに役立つ、柔らかくて高い球の打ち方をレッスンしましょう。
大事なのは、構えです。まず、自分でも「こんなに?」というくらいフェースを大げさに開きます。クラブを正面に上げたとき、正面から見てトゥが10時(自分から見て2時)を向くくらいフェースを開きましょう。
そして、グリップは右手を上から乗せ、ウィークに握ります。さらに、構えたときの手元の位置を少し右に寄せます。ただし、完全なハンドレイトにするのではなく、正面から見て、手元はクラブよりも左に置いておきましょう。
最後にスタンスです。これまではややオープンに構えてカット軌道で打つというのが一般的でしたが、最近のPGAツアーでは右足を後ろに引いて、ややクローズ気味に構える選手が多くなっています。
なぜクローズにするかというと、そのほうがスイング中、左足体重をキープしやすくなるからです。
一方、オープンに構えると、右足体重になりやすくなります。ただでさえ、ボールを上げたいという意識が働き、右足体重になりがちなところにもってきてオープンに構えると、さらに右足体重になってトップもダフリも出てしまいます。
その点、クローズに構えれば左足体重をキープでき、左軸のままスイングできるのでインサイドからダウンブローでとらえられるようになります。その結果、手元が前に出るという動きを抑えられ、インパクトエリアでヘッドスピードを出しやすくなります。
ポイントは、左足1本とまではいいませんが、しっかり左足を踏み、左足体重のままスイングすること。
また、ボールが上がりやすくなる分、飛距離が落ちるので振り幅を大きめにして、しっかり振っていくことが大事です。
もちろん、この打ち方をマスターするためには練習が必要ですが、自分のものにすれば、大きな武器になるはずです。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #60」より(放送・見逃し配信中)
今回は、そういうケースで大いに役立つ、柔らかくて高い球の打ち方をレッスンしましょう。
大事なのは、構えです。まず、自分でも「こんなに?」というくらいフェースを大げさに開きます。クラブを正面に上げたとき、正面から見てトゥが10時(自分から見て2時)を向くくらいフェースを開きましょう。
そして、グリップは右手を上から乗せ、ウィークに握ります。さらに、構えたときの手元の位置を少し右に寄せます。ただし、完全なハンドレイトにするのではなく、正面から見て、手元はクラブよりも左に置いておきましょう。
最後にスタンスです。これまではややオープンに構えてカット軌道で打つというのが一般的でしたが、最近のPGAツアーでは右足を後ろに引いて、ややクローズ気味に構える選手が多くなっています。
なぜクローズにするかというと、そのほうがスイング中、左足体重をキープしやすくなるからです。
一方、オープンに構えると、右足体重になりやすくなります。ただでさえ、ボールを上げたいという意識が働き、右足体重になりがちなところにもってきてオープンに構えると、さらに右足体重になってトップもダフリも出てしまいます。
その点、クローズに構えれば左足体重をキープでき、左軸のままスイングできるのでインサイドからダウンブローでとらえられるようになります。その結果、手元が前に出るという動きを抑えられ、インパクトエリアでヘッドスピードを出しやすくなります。
ポイントは、左足1本とまではいいませんが、しっかり左足を踏み、左足体重のままスイングすること。
また、ボールが上がりやすくなる分、飛距離が落ちるので振り幅を大きめにして、しっかり振っていくことが大事です。
もちろん、この打ち方をマスターするためには練習が必要ですが、自分のものにすれば、大きな武器になるはずです。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #60」より(放送・見逃し配信中)
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