34歳竹谷、ツアー初Vなるか? 岩田アルバトロスで急浮上!
2014年6月21日(土)午後4:32
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国内男子ツアーの今季公式戦第2戦 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hillsは21日、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブ 西コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。ツアー未勝利の竹谷佳孝がスコアを3つ伸ばし、最終組でともに回った張棟圭(韓)と並び通算13アンダーでトーナメントリーダーの座を守った。
「とにかく緊張した」と語った言葉とは裏腹に、竹谷はこの日もミスを確実に挽回する安定したゴルフを展開する。序盤から今週好調なパットを武器にスコアを2つ伸ばすと、ハーフターン後も12番でバーディを奪取。15番では「自分で招いた」ピンチをナイスリカバリーでパーをセーブ。上がり6ホールをスコアカード通りに収めて3アンダー69でフィニッシュし、悲願のツアー初優勝を視界にとらえた。
「(今日は)できる限りのことをやろうと思った。最終日も今までやってきたことを自分らしくしっかりやって、結果がついて来ればいい」と無欲の34歳は、公式戦の舞台で栄冠を手にすることができるかどうか? 最終日は手に汗にぎる戦いとなる。
また、この日は岩田寛が快挙を達成した。1アンダーで迎えた6番パー5、残り220ヤードの2打目を4番アイアンで直接カップイン。このホールで3つスコアを伸ばすと、その後もバーディを重ねて7アンダー65の猛チャージ。平塚哲二、上平栄道、呉阿順(中)と同じ通算7アンダー8位タイへ急浮上した。
その他、首位の2人に3打差の3位タイに金庚泰&李尚熹の韓国勢が続き、通算8アンダー6位タイに谷原秀人ら。藤田寛之、藤本佳則、手嶋多一などが、通算3アンダー21位にいる。
なお、今大会終了後の賞金ランキング上位2名に第143回 全英オープン(現地時間7月17?20日/英ロイヤル・リバプールGC)の出場権が与えられることになっている。