国内男子
遼、2イーグルで3位タイ再浮上! トップ5に韓国勢4人
2011年6月25日(土)午後6:57
国内男子ツアー、?全英への道? ミズノオープンは25日、岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部を舞台に第3ラウンドの競技を終了。19位タイからスタートした石川遼は、2イーグルを奪うなどこの日のベストスコア「66」をマークして通算8アンダー3位タイに浮上した。また、前日2位タイの金庚泰(韓)と5位タイスタートのベ・サンムン(韓)が通算10アンダーまでスコアを伸ばし首位タイに並んでいる。
晴れ渡る青い空の下で行われた大会3日目。前日6ボギーを叩き19位タイに後退した石川だったが、この日は打って変わって猛暑を吹き飛ばすような会心のゴルフを見せた。出だし1番パー4で第2打をピンにぴたりと寄せて難なくバーディを奪うと、4番でも5メートルのパットを決めてバーディ。その後はスコアを伸ばせずにいたが、9番もバーディとし前半を3アンダーで折り返す。
前半に作った良い流れのまま後半に入りたかった石川だが、「気が抜けた」とこぼした出だしの10番で1メートル弱のパーパットを外してこの日初のボギーを叩く。しかし、気合いを入れ直した石川はここから圧巻のプレーを見せる。2段グリーンがかまえる13番パー4。フェアウェイから放った第2打は「(2段グリーンすぐ下にピンがあるため)上にはつけたくないので、ピンの手前3ヤードを狙いました」という言葉とは裏腹にピン奥に落ちる。だが、ボールは傾斜を下って大ギャラリーの歓声とともにカップに吸い込まれた。
このホールをイーグルとした石川は難しい14番、16番でロングパットを沈めるなどしっかりパーセーブ。そして最終18番パー5でもイーグルチャンスをつかむと、絶妙なタッチでパットを沈めて思わずガッツポーズ。結局、2イーグル、3バーディ、1ボギーの6アンダー66をマークしてチョ・ミンギュ(韓)と並び首位と2打差の3位タイにつけた。
また、単独首位スタートの小林正則が苦戦を強いられる中、同じ最終組で回った昨季賞金王の金庚泰は、前半に5バーディを奪うなど4つスコアを伸ばして単独首位に立つ。後半こそイーブンパーに終わったが4アンダー68でプレーしてトーナメントリーダーに浮上した。その金庚泰に並んだのが、この日ノーボギーの5アンダー67をマークしたベ・サンムン。さらに通算7アンダー5位タイには黄重坤(韓)がつけ、トップ5に韓国勢4人が入った。
その他、前日8位タイに急浮上した藤田寛之は通算6アンダー6位タイに順位を上げたが、今大会ホストプロの小林は6ボギー(1バーディ)を叩いて単独首位から通算3アンダー14位タイに後退した。さらにアマチュアの浅地洋佑は通算2オーバー46位タイ、27位タイスタートの池田勇太は通算3オーバー49位タイで最終日を迎える。
なお、全英オープン(現地時間7月14?17日/英国、ロイヤル・セントジョージズGC)の出場権がかかる今大会は、日本ツアー勢としてすでに出場資格のある金庚泰、藤田、石川、平塚哲二、チービン・ラム(シンガポール)、カート・バーンズ(豪)の6人を除く上位4名と、開幕戦から今大会までの獲得賞金ランキング上位2名に出場資格が与えられる。
晴れ渡る青い空の下で行われた大会3日目。前日6ボギーを叩き19位タイに後退した石川だったが、この日は打って変わって猛暑を吹き飛ばすような会心のゴルフを見せた。出だし1番パー4で第2打をピンにぴたりと寄せて難なくバーディを奪うと、4番でも5メートルのパットを決めてバーディ。その後はスコアを伸ばせずにいたが、9番もバーディとし前半を3アンダーで折り返す。
前半に作った良い流れのまま後半に入りたかった石川だが、「気が抜けた」とこぼした出だしの10番で1メートル弱のパーパットを外してこの日初のボギーを叩く。しかし、気合いを入れ直した石川はここから圧巻のプレーを見せる。2段グリーンがかまえる13番パー4。フェアウェイから放った第2打は「(2段グリーンすぐ下にピンがあるため)上にはつけたくないので、ピンの手前3ヤードを狙いました」という言葉とは裏腹にピン奥に落ちる。だが、ボールは傾斜を下って大ギャラリーの歓声とともにカップに吸い込まれた。
このホールをイーグルとした石川は難しい14番、16番でロングパットを沈めるなどしっかりパーセーブ。そして最終18番パー5でもイーグルチャンスをつかむと、絶妙なタッチでパットを沈めて思わずガッツポーズ。結局、2イーグル、3バーディ、1ボギーの6アンダー66をマークしてチョ・ミンギュ(韓)と並び首位と2打差の3位タイにつけた。
また、単独首位スタートの小林正則が苦戦を強いられる中、同じ最終組で回った昨季賞金王の金庚泰は、前半に5バーディを奪うなど4つスコアを伸ばして単独首位に立つ。後半こそイーブンパーに終わったが4アンダー68でプレーしてトーナメントリーダーに浮上した。その金庚泰に並んだのが、この日ノーボギーの5アンダー67をマークしたベ・サンムン。さらに通算7アンダー5位タイには黄重坤(韓)がつけ、トップ5に韓国勢4人が入った。
その他、前日8位タイに急浮上した藤田寛之は通算6アンダー6位タイに順位を上げたが、今大会ホストプロの小林は6ボギー(1バーディ)を叩いて単独首位から通算3アンダー14位タイに後退した。さらにアマチュアの浅地洋佑は通算2オーバー46位タイ、27位タイスタートの池田勇太は通算3オーバー49位タイで最終日を迎える。
なお、全英オープン(現地時間7月14?17日/英国、ロイヤル・セントジョージズGC)の出場権がかかる今大会は、日本ツアー勢としてすでに出場資格のある金庚泰、藤田、石川、平塚哲二、チービン・ラム(シンガポール)、カート・バーンズ(豪)の6人を除く上位4名と、開幕戦から今大会までの獲得賞金ランキング上位2名に出場資格が与えられる。