国内男子ツアーのダイヤモンドカップが26日、千葉カントリークラブ 梅郷コースを舞台に開幕。第1ラウンドの競技を終えて、上田諭尉、増田伸洋、金度勲（韓）の3人が6アンダー66でトップを分け合った。富田雅哉と小田孔明が5アンダー67で4位タイにつけている。

　インスタートの増田は、14番パー5でイーグルを奪うなど順調にスコアを伸ばし、1イーグル、4バーディ、ノーボギーという会心のゴルフ。同じくインスタートの上田は4バーディ、1ボギーでハーフターン。後半も同じく4バーディ、1ボギーで、4ホールあるパー5では全てバーディを奪取した。金度勲は前半こそ2バーディ、1ボギーの1アンダーだったものの、後半に5つスコアを伸ばすバーディラッシュを展開。7バーディ、1ボギーの6アンダーでトーナメントをリードした。

　前週のとおとうみ浜松オープンでプレーオフの末に敗れ今季初勝利を逃した石川遼は、インスタートの前半はボギーが先行したが、後半は復調。最終9番をバーディで締め、4バーディ、2ボギーの2アンダー70で回り14位タイにつけた。

　その他、昨季賞金王にしてディフェンディング・チャンピオンの金庚泰（韓）が3アンダー69の11位タイ。藤田寛之が石川と並ぶ14位タイ。池田勇太は1オーバー73とスコアを伸ばせず、薗田峻輔、アマチュアの浅地洋佑（杉並学院高3年）らと並んで59位タイとなっている。前週、石川を破ってツアー初勝利を挙げた小林正則はイーブンパー72の42位タイだった。