国内男子
近藤共弘が3年ぶり優勝! 遼は15位タイ
2011年4月24日(日)午後6:38
国内男子ツアーのつるやオープンゴルフトーナメント(兵庫・山の原GC 山の原C)は24日、大雨の影響による中断、その後日没サスペンデッドとなった第3ラウンドの続きと、第4ラウンドの競技を行った。しかし最終日も霧の影響でスタートが遅れ、さらには雷接近のため中断に入るなど天候に翻弄された今大会は、着実にスコアを伸ばした近藤共弘が5アンダー66の通算19アンダーで制した。4打差15アンダーの2位タイには増田伸洋とベ・サンムン(韓)が入った。
移り変わる天候の中行われた今大会、矢野東が最終18番でのパーパットを外して通算14アンダーで優勝争いから脱落するも、増田とベ・サンムンが通算15アンダーで並んで一足先にホールアウト。プレーオフに向けて近藤の結果を待った。
第3ラウンド終了時点までで、ノーボギーと抜群の安定感を見せていた近藤は、最終ラウンドも2番、3番の連続バーディで好スタートを切った。しかし5番を今大会初のボギーとすると、直後の6番でバーディを奪い返すも8番でもボギー。にわかに調子が崩れ始めたかに見えた。それでも後半は再び安定感を取り戻して15番から17番まで3連続バーディを奪い一気にスパート。最終18番をきっちりパーで締めた近藤は、2008年以来3年ぶりの国内ツアー制覇。自身通算5勝目を勝ち取った。
11位タイからスタートした注目の石川遼は、4バーディ、2ボギーの2アンダー69でホールアウト。通算10アンダーの15位タイで大会を終えた。2日目から3日間連続で最終ホールをボギーと、あがり方に課題の残る大会となった石川は「もっとできたという感触があった」と悔しさを滲ませたが、それでも「安定感がだいぶついてきた」と手ごたえを語っている。
その他では、昨季賞金王の金庚泰(韓)が通算12アンダーで7位タイ。ディフェンディング・チャンピオンの藤田寛之が通算8アンダーで22位タイ。
なお、石川の後輩にあたる杉並学院高校3年のアマチュア・浅地洋佑は、あがり4ホールで3バーディを奪うなど堂々たるプレーを披露して、先輩・石川と同じく通算10アンダーの15位タイでフィニッシュ。その未来に果てしない可能性を示した。
移り変わる天候の中行われた今大会、矢野東が最終18番でのパーパットを外して通算14アンダーで優勝争いから脱落するも、増田とベ・サンムンが通算15アンダーで並んで一足先にホールアウト。プレーオフに向けて近藤の結果を待った。
第3ラウンド終了時点までで、ノーボギーと抜群の安定感を見せていた近藤は、最終ラウンドも2番、3番の連続バーディで好スタートを切った。しかし5番を今大会初のボギーとすると、直後の6番でバーディを奪い返すも8番でもボギー。にわかに調子が崩れ始めたかに見えた。それでも後半は再び安定感を取り戻して15番から17番まで3連続バーディを奪い一気にスパート。最終18番をきっちりパーで締めた近藤は、2008年以来3年ぶりの国内ツアー制覇。自身通算5勝目を勝ち取った。
11位タイからスタートした注目の石川遼は、4バーディ、2ボギーの2アンダー69でホールアウト。通算10アンダーの15位タイで大会を終えた。2日目から3日間連続で最終ホールをボギーと、あがり方に課題の残る大会となった石川は「もっとできたという感触があった」と悔しさを滲ませたが、それでも「安定感がだいぶついてきた」と手ごたえを語っている。
その他では、昨季賞金王の金庚泰(韓)が通算12アンダーで7位タイ。ディフェンディング・チャンピオンの藤田寛之が通算8アンダーで22位タイ。
なお、石川の後輩にあたる杉並学院高校3年のアマチュア・浅地洋佑は、あがり4ホールで3バーディを奪うなど堂々たるプレーを披露して、先輩・石川と同じく通算10アンダーの15位タイでフィニッシュ。その未来に果てしない可能性を示した。