賞金1位の谷原が首位タイ発進! 僅差にB.ケプカ、E.グリジョら
2016年11月17日(木)午後3:51
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国内男子ツアーのダンロップフェニックスは17日、宮崎県のフェニックスカントリークラブを舞台に開幕を迎えた。第1ラウンドの競技を終えて、賞金ランキングトップの谷原秀人が7アンダー64でH・W・リュー(韓)と首位タイ発進。1打差3位タイにブルックス・ケプカ(米)、2打差5位タイにエミリアーノ・グリジョ(アルゼンチン)ら海外勢が続いている。
前日に38歳になったばかりの賞金1位が絶好のスタートを切った。2週前のHEIWA・PGM CHAMPIONSHIP連覇で賞金ランク首位に返り咲いた谷原。前週は初日の「77」が響き予選落ちとなったが、この日は7バーディ、ノーボギーと伸ばす一方でリーダーボード最上段を射止めた。賞金ランクでは2位池田勇太と約860万円差。その池田はプロアマ戦後に体調不良を訴えていたものの3アンダー68で4打差につけており、2日目以降も両者からは目が離せない。
今年のライダーカップにも出場した26歳の飛ばし屋・ケプカは、1イーグル、4バーディ、ノーボギーの6アンダー65で好発進。今季デビューの国内シニアツアーで早くも賞金王を決めたプラヤド・マークセン(タイ)も、同じく「65」で首位と1打差に並んだ。さらに1打差の5位タイには、昨季米ツアー新人王のグリジョのほか、スマイリー・カウフマン(米)、アンジェロ・キュー(フィリピン)が名を連ねた。
そのほか、4アンダー67の8位タイに藤田寛之、市原弘大ら。昨季覇者の宮里優作や今季1勝の片岡大育に宋永漢(韓)、今平周吾らが池田とともに3アンダー68の13位タイとなっている。