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飛ばしの秘訣は切り返しからインパクトエリアまでの「右手首の背屈」にあり

2025年10月22日(水)午後1:52

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「球のつかまりが悪く、ヘッドスピードより飛んでいない感じがする」。ゴルファーの中には、そういう悩みを抱えている人もいるはず。今回はその解決策をお教えしましょう。

 球がつかまらない理由はいくつか考えられますが、単純に、インパクトでフェースが開いているケースがよく見られます。フェースが開くとダイナミックロフトが大きくなり、表示がロフト10度前後のドライバーが、15~16度でボールに当たることになります。そうするとボールは吹き上がり、上空で失速します。

 また、フェースが開くと右回転のサイドスピンがかかるため、さらに飛距離は落ちるという悪循環に陥ってしまいます。

 この問題を解決するためには、切り返し後のフェースの向きを意識する必要があります。

 理想は、ヘッドが肩口に来た辺りで、トゥが自分から見て11時方向を指していること。ここから腰の回転でクラブを振っていけば、しっかり球がつかまるようになります。

 一方、この時点でトゥが12時(真上)より右を向いていると、その後、フェースがますます開いていってしまいます。

 問題は、正しい向きをどうやって作るか。ポイントは右手首の角度にあります。トップのとき、右手首は甲側に折れる、いわゆる背屈をしていますが、これがキープされていればフェースは開きません。

 整理すると、切り返しからダウンスイング、さらにインパクトエリアまでは、右ワキを締め、右手を背屈させてクラブを下ろしてくれば、フェースが閉じたままになるということです。

 このようなアドバイスをすると、「右手を背屈させたままだと、球が右に抜けていきそうな気がする」という人もいますが、心配は無用です。右手の背屈をキープすれば、軌道がインサイドアウトなり、フェースが閉じた状態になっているので、結果的にはつかまって飛びます。

 最後に、右手首の背屈が身に付く右手1本ドリルを紹介しましょう。

 文字通り、右手だけでクラブを持ち、素振りをします。その際、トップ、ヘッドが肩口にきた辺り、インパクトエリアで右手首の背屈がキープされているかどうかをチェックしてください。また、切り返し直後に、手元が肩のラインよりも前に来ないようにすることも大事です。

 右手1本素振りで動きが確認できたら、今度はヘッドを肩口辺りに下ろしたときに左手つけてみてください。このとき、胸が飛球線後方を向いているかどうかをチェックしましょう。

 先述したように、この形ができていなかった人は、右にボールが飛び出しそうに感じると思いますが、そこは勇気を持ってやることが大切。この形が実現すれば、ほぼ100%球はつかまって、飛距離も伸びます。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #155」より(放送・見逃し配信中)
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