レッスン
中途半端な距離は“長めのアプローチ”を打つ意識が必要
2025年10月1日(水)午後0:59

今回は、ピンまでの距離が50ヤード前後という中途半端な距離のレッスンです。
最も距離の出ない56度や58度のウェッジでも、フルショットすると70~80ヤード飛んでしまうので、どうしてもコントロールショットが必要になります。
この場合、まず考えなければいけないのは、普通のショットを短めに打つのか、それとも長めのアプローチを打つのかということ。ほとんどのゴルファー、特に通常のショットで飛ばしたいと考えている人は前者で、そもそもが飛ばす構えになっています。
しかし、50ヤードのアプローチの場合、40ヤードしか飛ばなくても長いパットが残るだけですが、60ヤード飛んでしまうと大ピンチになる可能性もあります。だから、予め飛ばない構えを作ることが大事です。
やってはいけないのが、ハンドファーストです。ハンドファーストで構えて打つと、ロフトが立って飛びすぎるからです。
まず、いつもの構えを作ってから、クラブを地面と水平になるように持ち上げ、グリップエンドをおへその前に持ってきます。ハンドファーストで構えている人は、この時点でフェースが左を向くので、右ヒジを軽く曲げてトゥが12時を指すようにフェースを真っ直ぐにします。
そして、ヘッドを地面に下ろす。ヘッドが真ん中辺りに下りるので、ボールの位置も少し中寄りになります。
スイングで気を付けたいのは、ハーフウェイバックでフェースがシャットにならないこと。ここでもトゥが12時を向くように意識してください。
それと、ヘッドの上がる位置は、右肩の上から、少し頭寄りにすること。つまりアップライトに上げるということです。また、その位置から振り下ろしたら、フォローでもアップライトに上げるようにしましょう。
もうワンポイント付け加えれば、バックスイングでリストコックを入れて右ヒジを畳み、ダウンからフォロースルーでは、しっかりリリースして今度は左ヒジを畳むように。バックスイングとフォロースルーを左右対称にするのが理想です。
この構えで打てば、フェースにボールが乗ってスピンもかかります。また、強めに当たったとしても飛び過ぎる心配はありません。
中途半端な距離が苦手な人は、ぜひこのスイングをマスターしてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #152」より(放送・見逃し配信中)
最も距離の出ない56度や58度のウェッジでも、フルショットすると70~80ヤード飛んでしまうので、どうしてもコントロールショットが必要になります。
この場合、まず考えなければいけないのは、普通のショットを短めに打つのか、それとも長めのアプローチを打つのかということ。ほとんどのゴルファー、特に通常のショットで飛ばしたいと考えている人は前者で、そもそもが飛ばす構えになっています。
しかし、50ヤードのアプローチの場合、40ヤードしか飛ばなくても長いパットが残るだけですが、60ヤード飛んでしまうと大ピンチになる可能性もあります。だから、予め飛ばない構えを作ることが大事です。
やってはいけないのが、ハンドファーストです。ハンドファーストで構えて打つと、ロフトが立って飛びすぎるからです。
まず、いつもの構えを作ってから、クラブを地面と水平になるように持ち上げ、グリップエンドをおへその前に持ってきます。ハンドファーストで構えている人は、この時点でフェースが左を向くので、右ヒジを軽く曲げてトゥが12時を指すようにフェースを真っ直ぐにします。
そして、ヘッドを地面に下ろす。ヘッドが真ん中辺りに下りるので、ボールの位置も少し中寄りになります。
スイングで気を付けたいのは、ハーフウェイバックでフェースがシャットにならないこと。ここでもトゥが12時を向くように意識してください。
それと、ヘッドの上がる位置は、右肩の上から、少し頭寄りにすること。つまりアップライトに上げるということです。また、その位置から振り下ろしたら、フォローでもアップライトに上げるようにしましょう。
もうワンポイント付け加えれば、バックスイングでリストコックを入れて右ヒジを畳み、ダウンからフォロースルーでは、しっかりリリースして今度は左ヒジを畳むように。バックスイングとフォロースルーを左右対称にするのが理想です。
この構えで打てば、フェースにボールが乗ってスピンもかかります。また、強めに当たったとしても飛び過ぎる心配はありません。
中途半端な距離が苦手な人は、ぜひこのスイングをマスターしてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #152」より(放送・見逃し配信中)
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