レッスン
手首の負担が軽減 飛距離アップにも繋がるスイングを伝授
2025年9月3日(水)午後0:54

今回は、左手首の外側(小指側)の痛みについてのお話です。プロゴルファーの間では、手首の痛みは“職業病”ともいわれていますが、アマチュアの場合は、間違った手首の使い方によって痛みが発生することが多いようです。
その間違いとは、手首を使い過ぎること。ボールをつかまえようと、インパクトからフォローにかけて急激に手首を返す人がいますが、これが左手首を痛める原因になるのです。
手首を返すことが、飛びに繋がることを否定するわけではありませんが、ケガを予防するという点から考えても、手先の操作に頼らず、体全体を使ったスイングでボールをつかまえるようにしましょう。
その打ち方のポイントになるのは、フォローの形です。インパクト後、クラブが地面と平行になるところまで左手首を折らずに伸ばすというのが理想の形。このとき、アドレス時にできた三角形が崩れないようにすることも大事です。意識としては、ダウンで引っ張ってきたクラブを、そのまま飛球線方向に放り投げるような感じで振りましょう。そうすれば三角形も崩れず、手首の折れも防ぐことができます。
また、これらの動きに加え、以下のことを意識するようにしましょう。
・トップでは、左腕と左足が対角線上で引っ張り合うようにする
・フォローでは、右腕と右足が対角線上で引っ張り合うようにする
・インパクトで、頭を後ろに残す“ビハインド・ザ・ボール”を徹底する
・フィニッシュでは、上体をできるだけ回し、左上腕と上体の角度が90度になるように上腕を上げる
最後に、スイングアークを大きくするためのゴムチューブを使ったドリルを紹介しましょう。
手とグリップの間にゴムチューブを挟み、フォローの形を作ります。そしてそのゴムチューブの片方を、誰かに飛球線後方の地面方向に引っ張ってもらいます。この体勢から、フィニッシュに向けて、今度はゴムチューブを引っ張りながらクラブを上げていきます。その際、体にゴムチューブが巻き付かないでピンと張るように腕を伸ばすようにしましょう。このドリルをやることで、手先を使わず、プレーン上を体のターンに沿って振っていくという理想の動きが身に付き、大きなスイングアークが実現します。
手首に痛みを感じている人だけでなく、「もっと飛ばしたい」と思っている人は、ぜひやってみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #148」より(放送・見逃し配信中)
その間違いとは、手首を使い過ぎること。ボールをつかまえようと、インパクトからフォローにかけて急激に手首を返す人がいますが、これが左手首を痛める原因になるのです。
手首を返すことが、飛びに繋がることを否定するわけではありませんが、ケガを予防するという点から考えても、手先の操作に頼らず、体全体を使ったスイングでボールをつかまえるようにしましょう。
その打ち方のポイントになるのは、フォローの形です。インパクト後、クラブが地面と平行になるところまで左手首を折らずに伸ばすというのが理想の形。このとき、アドレス時にできた三角形が崩れないようにすることも大事です。意識としては、ダウンで引っ張ってきたクラブを、そのまま飛球線方向に放り投げるような感じで振りましょう。そうすれば三角形も崩れず、手首の折れも防ぐことができます。
また、これらの動きに加え、以下のことを意識するようにしましょう。
・トップでは、左腕と左足が対角線上で引っ張り合うようにする
・フォローでは、右腕と右足が対角線上で引っ張り合うようにする
・インパクトで、頭を後ろに残す“ビハインド・ザ・ボール”を徹底する
・フィニッシュでは、上体をできるだけ回し、左上腕と上体の角度が90度になるように上腕を上げる
最後に、スイングアークを大きくするためのゴムチューブを使ったドリルを紹介しましょう。
手とグリップの間にゴムチューブを挟み、フォローの形を作ります。そしてそのゴムチューブの片方を、誰かに飛球線後方の地面方向に引っ張ってもらいます。この体勢から、フィニッシュに向けて、今度はゴムチューブを引っ張りながらクラブを上げていきます。その際、体にゴムチューブが巻き付かないでピンと張るように腕を伸ばすようにしましょう。このドリルをやることで、手先を使わず、プレーン上を体のターンに沿って振っていくという理想の動きが身に付き、大きなスイングアークが実現します。
手首に痛みを感じている人だけでなく、「もっと飛ばしたい」と思っている人は、ぜひやってみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #148」より(放送・見逃し配信中)
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