レッスン
飯沼大輔、バンカーからスピンをかけたい時は支点を右にずらそう
2024年4月4日(木)午後0:15
前回、バンカーショットは、「ボールの真下にヘッドを入れてダフらせましょう。そのためには、フェースの上部でボールを捉える意識が必要です」という話をしました。フェースの向きや身体のラインは全てターゲットに対してスクエアにして、アプローチのように打つだけでボールは簡単に出ます。
今回は、その上級者編。ピンにピタッと寄せるためにはスピンを掛けたほうがいいのですが、そのための打ち方をレッスンしましょう。
まず右手1本で素振りをして、ヘッドが手元を追い越すポイントを確認してみてください(写真①)。なぜこのようなことをするかというと、ここが最もヘッドが走るポイントで、なおかつ最もスピンが掛かる場所だからです。
このポイントでボールの下の砂を叩くために、支点を少し右にずらします。イメージとしては、少しハンドレイトに当てる感じです(同②)。実際はここまでハンドレイトになりませんが、そのイメージを持つことで、右手で素振りをしたときの加速するポイントでヘッドを砂に入れることができます。
それに対し、ヘッドの運動量より手元の運動量が多くなってしまうのはNG。そうするとヘッドが走らず、ボールにも力が加わらないので注意してください。
また、スピンを掛けるときは、フェースを開くことも大事です。フェースが1ピン程度右を向くぐらい開きます。フェースを開くのは、砂を薄く取るため。フェースを開く分、スタンスはオープンに。ボールは身体の中心で、通常のバンカーショットとは異なり、ドッシリと構えましょう。
あとは、フェースの上部に当てることを意識して、しっかり左に振り抜いていく。そうすれば、スピンが掛かった球でピンを狙えます。
上級者向きといいましたがそれほど難しい打ち方ではないので、アベレージゴルファーもぜひチャレンジしてみてください。
(取材協力:ゴルフ倶楽部成田ハイツリー)
飯沼大輔(いいぬま・だいすけ)
1978年生まれ。22歳でプロスケートボーダーからゴルフの世界へ。2015年PGAトーナメントプロライセンス取得。2017年日本プロゴルフ選手権出場。同年、神奈川県オープン優勝。トーナメントで培ったテクニックを生かし、現在は、初心者から上級者まで技術面だけでなくメンタル面もサポートするレッスンを展開。Accuracy Golf Studio(千葉県)所属。
今回は、その上級者編。ピンにピタッと寄せるためにはスピンを掛けたほうがいいのですが、そのための打ち方をレッスンしましょう。
まず右手1本で素振りをして、ヘッドが手元を追い越すポイントを確認してみてください(写真①)。なぜこのようなことをするかというと、ここが最もヘッドが走るポイントで、なおかつ最もスピンが掛かる場所だからです。
写真①
このポイントでボールの下の砂を叩くために、支点を少し右にずらします。イメージとしては、少しハンドレイトに当てる感じです(同②)。実際はここまでハンドレイトになりませんが、そのイメージを持つことで、右手で素振りをしたときの加速するポイントでヘッドを砂に入れることができます。
同②
それに対し、ヘッドの運動量より手元の運動量が多くなってしまうのはNG。そうするとヘッドが走らず、ボールにも力が加わらないので注意してください。
また、スピンを掛けるときは、フェースを開くことも大事です。フェースが1ピン程度右を向くぐらい開きます。フェースを開くのは、砂を薄く取るため。フェースを開く分、スタンスはオープンに。ボールは身体の中心で、通常のバンカーショットとは異なり、ドッシリと構えましょう。
あとは、フェースの上部に当てることを意識して、しっかり左に振り抜いていく。そうすれば、スピンが掛かった球でピンを狙えます。
上級者向きといいましたがそれほど難しい打ち方ではないので、アベレージゴルファーもぜひチャレンジしてみてください。
(取材協力:ゴルフ倶楽部成田ハイツリー)
飯沼大輔(いいぬま・だいすけ)
1978年生まれ。22歳でプロスケートボーダーからゴルフの世界へ。2015年PGAトーナメントプロライセンス取得。2017年日本プロゴルフ選手権出場。同年、神奈川県オープン優勝。トーナメントで培ったテクニックを生かし、現在は、初心者から上級者まで技術面だけでなくメンタル面もサポートするレッスンを展開。Accuracy Golf Studio(千葉県)所属。
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