ニュース・コラム

本番以外 PCニュース詳細 ビルボード /21153358/73520
レッスン

飯沼大輔、バンカーからスピンをかけたい時は支点を右にずらそう

2024年4月4日(木)午後0:15

この記事のキーワード
 前回、バンカーショットは、「ボールの真下にヘッドを入れてダフらせましょう。そのためには、フェースの上部でボールを捉える意識が必要です」という話をしました。フェースの向きや身体のラインは全てターゲットに対してスクエアにして、アプローチのように打つだけでボールは簡単に出ます。

 今回は、その上級者編。ピンにピタッと寄せるためにはスピンを掛けたほうがいいのですが、そのための打ち方をレッスンしましょう。

 まず右手1本で素振りをして、ヘッドが手元を追い越すポイントを確認してみてください(写真①)。なぜこのようなことをするかというと、ここが最もヘッドが走るポイントで、なおかつ最もスピンが掛かる場所だからです。

写真①

 このポイントでボールの下の砂を叩くために、支点を少し右にずらします。イメージとしては、少しハンドレイトに当てる感じです(同②)。実際はここまでハンドレイトになりませんが、そのイメージを持つことで、右手で素振りをしたときの加速するポイントでヘッドを砂に入れることができます。

同②

 それに対し、ヘッドの運動量より手元の運動量が多くなってしまうのはNG。そうするとヘッドが走らず、ボールにも力が加わらないので注意してください。

 また、スピンを掛けるときは、フェースを開くことも大事です。フェースが1ピン程度右を向くぐらい開きます。フェースを開くのは、砂を薄く取るため。フェースを開く分、スタンスはオープンに。ボールは身体の中心で、通常のバンカーショットとは異なり、ドッシリと構えましょう。

 あとは、フェースの上部に当てることを意識して、しっかり左に振り抜いていく。そうすれば、スピンが掛かった球でピンを狙えます。

 上級者向きといいましたがそれほど難しい打ち方ではないので、アベレージゴルファーもぜひチャレンジしてみてください。

(取材協力:ゴルフ倶楽部成田ハイツリー)

飯沼大輔(いいぬま・だいすけ)
1978年生まれ。22歳でプロスケートボーダーからゴルフの世界へ。2015年PGAトーナメントプロライセンス取得。2017年日本プロゴルフ選手権出場。同年、神奈川県オープン優勝。トーナメントで培ったテクニックを生かし、現在は、初心者から上級者まで技術面だけでなくメンタル面もサポートするレッスンを展開。Accuracy Golf Studio(千葉県)所属。
本番以外 PCニュース詳細 記事下左 /21153358/73525
本番以外 PCニュース詳細 記事下右 /21153358/73526

関連番組

プレメンレッスン!Season5 飯沼大輔メソッド

関連記事

ゴルフネットワークは以下の放送サービスからご視聴いただけます

  • ココロ動く、未来へ。スカパー!
    衛星放送多チャンネルサービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • J:COM
    国内最大手のケーブルテレビ運営会社
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • GOLF NETWORK PLUS
    パソコン・スマートフォンで視聴できる
    インターネット配信サービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • prime video
    Amazonプライム会員向けの
    動画配信サービス
    Amazonプライム会員なら
    簡単登録!
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 全国のケーブルテレビ
  • ひかりTV
    光回線をテレビに接続して
    視聴するサービス
  • auひかり
    auの光ファイバーをテレビに接続して 視聴するサービス
施設、店舗など法人でゴルフネットワークの
ご利用をご検討中のお客様へ

ゴルフ場や練習場のロビー、ゴルフ用品店、飲食店、スポーツジムや
ホテル客室などで、ゴルフネットワーク法人視聴をぜひご活用ください。