国内男子
遼単独2位浮上!! 首位は2005年王者の高山忠洋
2011年4月16日(土)午後6:32
2011年の国内男子ツアー開幕戦、東建ホームメイトカップ(三重・東建多度カントリークラブ・名古屋)は16日、第3ラウンドの競技を終了。前日まで首位に立っていた片山晋呉が、この日はスコアを4つ落とし通算5アンダーで単独3位に後退した。その他上位を占めていたプレーヤーも軒並みスコアを落とすなか、10位タイからスタートした高山忠洋が通算7アンダーで首位に立ち、石川遼が1打差6アンダー単独2位で猛追している。
2日間の予選ラウンドを終え、ムービングサタデーへ。いよいよ上位を狙う動きが激しくなってきた。
2008年11月の太平洋マスターズ以来となる国内ツアー優勝に向け万全のゴルフを続けてきた片山だが、強風が吹き荒れる天候の悪化とともに3日目に崩れた。アウトスタートとなったこの日、前半だけで4ボギーを叩き早くも首位の座から陥落してしまう。それでも後半は2バーディ2ボギーとイーブンで耐え、4オーバー75の通算5アンダー単独3位に踏みとどまった。
上位陣が強風に煽られるように後退するなかで、首位に躍り出たのが同大会2005年王者の高山。前日までは10位タイの高山は、この日は安定したパットでバーディを積み重ね、4連続を含む8つのバーディを奪取。一気に単独首位にのぼり詰めた。ただ同大会では2度目、自身ツアー通算では4勝目を勝ち取るためには、まだ気の抜けない戦いが続く。
マスターズ3度目の挑戦で自身初の予選突破を果たし、20位タイで大会を終えた石川。今大会は予選ラウンドからスコアメイクに苦労しながらも、徐々に上位進出。強風による悪コンディションとなった3日目もスコアを伸ばし4バーディ2ボギーの2アンダー69でフィニッシュ。難しい状況下でも崩れない強さはマスターズ仕込み。それでもラウンド後「いいプレーはできたけど、明日はどうかな」と語り、「このゴルフでは勝てない」と慢心は一切ない。3日間を終えて通算6アンダー単独2位と、絶好の位置で最終日のチャージにかける。
なお、同じマスターズ組では池田勇太が1オーバー72で通算4アンダーの4位タイと上位につけている。首位とは3打差とまだまだ逆転の可能性は十分なだけに、「出来ることをやるだけ」と残りの18ホールに集中力を高めている。昨季、AON以来28年ぶりとなる2年連続4勝を達成した池田は、今季こそ念願の賞金王タイトル獲得のためにも、このまま引き下がるわけにはいかないだろう。
なお、昨季賞金王で初日首位タイだった金庚泰(韓)は2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの3オーバー74で通算イーブンパーの15位タイ。また石川の高校時代の先輩で、昨季のデビューシーズンでいきなり1勝を挙げるなど年間を通して大器の片りんをみせた薗田峻輔は7オーバー78と大崩れ。通算4オーバーで初日の5位タイスタートから39位タイまで急落し、優勝は難しい状況となっている。
2日間の予選ラウンドを終え、ムービングサタデーへ。いよいよ上位を狙う動きが激しくなってきた。
2008年11月の太平洋マスターズ以来となる国内ツアー優勝に向け万全のゴルフを続けてきた片山だが、強風が吹き荒れる天候の悪化とともに3日目に崩れた。アウトスタートとなったこの日、前半だけで4ボギーを叩き早くも首位の座から陥落してしまう。それでも後半は2バーディ2ボギーとイーブンで耐え、4オーバー75の通算5アンダー単独3位に踏みとどまった。
上位陣が強風に煽られるように後退するなかで、首位に躍り出たのが同大会2005年王者の高山。前日までは10位タイの高山は、この日は安定したパットでバーディを積み重ね、4連続を含む8つのバーディを奪取。一気に単独首位にのぼり詰めた。ただ同大会では2度目、自身ツアー通算では4勝目を勝ち取るためには、まだ気の抜けない戦いが続く。
マスターズ3度目の挑戦で自身初の予選突破を果たし、20位タイで大会を終えた石川。今大会は予選ラウンドからスコアメイクに苦労しながらも、徐々に上位進出。強風による悪コンディションとなった3日目もスコアを伸ばし4バーディ2ボギーの2アンダー69でフィニッシュ。難しい状況下でも崩れない強さはマスターズ仕込み。それでもラウンド後「いいプレーはできたけど、明日はどうかな」と語り、「このゴルフでは勝てない」と慢心は一切ない。3日間を終えて通算6アンダー単独2位と、絶好の位置で最終日のチャージにかける。
なお、同じマスターズ組では池田勇太が1オーバー72で通算4アンダーの4位タイと上位につけている。首位とは3打差とまだまだ逆転の可能性は十分なだけに、「出来ることをやるだけ」と残りの18ホールに集中力を高めている。昨季、AON以来28年ぶりとなる2年連続4勝を達成した池田は、今季こそ念願の賞金王タイトル獲得のためにも、このまま引き下がるわけにはいかないだろう。
なお、昨季賞金王で初日首位タイだった金庚泰(韓)は2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの3オーバー74で通算イーブンパーの15位タイ。また石川の高校時代の先輩で、昨季のデビューシーズンでいきなり1勝を挙げるなど年間を通して大器の片りんをみせた薗田峻輔は7オーバー78と大崩れ。通算4オーバーで初日の5位タイスタートから39位タイまで急落し、優勝は難しい状況となっている。