谷原ら3人が1打差2位タイに 片山は「66」で8位タイ浮上
2015年12月19日(土)午前10:53
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国内男子ツアーのHEIWA・PGM CHAMPIONSHIPが6日、千葉県の総武カントリークラブ 総武コースで第2ラウンドの競技を終え、崔虎星(韓)が通算8アンダーで単独首位をキープ。1打差の2位タイにツアー11勝目を狙う谷原秀人と永野竜太郎、冨山聡の3人が続いた。
直近出場の5試合中3試合でトップ10入りと調子上向きの谷原は、2バーディ、2ボギーの内容で前半を折り返すと、後半は出だし10番でバーディが先行。さらに12番、14番とバーディを重ねてからは残りをパープレーとし、3アンダー67のラウンドで前日の4打差9位タイから一気に首位との差を詰めている。
今大会の舞台、総武カントリークラブでは、2007年のサントリーオープンでトロフィを掲げている谷原。「あの頃のほうが難しかった。当時と比べたらやさしい気がする」と多くの選手が初日より難しくなったと感じたコースコンディションもどこ吹く風、約2年ぶりの白星に向けて頼もしさを見せた。
18位タイから出た選手会長・池田勇太は、連日の「68」で3打差8位タイに浮上。同じ通算4アンダーには、片山晋呉、宮里優作、藤田寛之、藤本佳則ら強豪が並んだ。「66」の好スコアで39位タイから急浮上した片山は、初日の9ホールで3ボギーと出遅れながらも、そこからの27ホールで通算4アンダーまで伸ばしてきた。
そのほか、セガサミーカップ以来約4か月振りのツアー参戦となる今田竜二は、小田孔明らと並ぶ通算2アンダー19位タイで予選ラウンド通過となった。また、初日の「73」で大きく出遅れた昨季覇者・近藤共弘は、意地の「66」で74位タイから急浮上。翌週に欧州ツアーの最終予選会を控える片岡大育らと通算1アンダー28位タイで決勝ラウンドに駒を進めている。
「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」は3日目、最終日をとことん1番ホール生中継!
今年で3年目を迎える大会。チャレンジトーナメントの優勝者、ジュニア・アマチュアゴルファーの主催者推薦等、若手ゴルファーへ門戸を広げている大会としても注目される。昨年大会は、3日目、近藤共弘が「64」をマークしトップに浮上。最終日も順調にスコアを伸ばし、3シーズンぶりの優勝を飾った。今年の舞台、総武カントリークラブ総武コースを攻略し、秋のビッグタイトルを獲るのは誰だ!
とことん1番ホール生中継 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP特設サイト
写真提供:Getty Images