小田孔明、プロ15年目で手にした賞金王への道のり
2014年12月8日(月)午前0:41
プロ15年目、36歳の小田孔明が自身初となる賞金王のタイトルを手にした。
今季は東建ホームメイトカップで3位、関西オープンゴルフ選手権競技で優勝、7月までの出場8試合中6回のトップ10入りと賞金王レースを牽引していた。
夏場以降は藤田寛之に追い上げられ、賞金王争いは激化。そして、「アジアパシフィックオープン ダイヤモンドカップゴルフ」で藤田が今季3勝目を挙げると、賞金ランキングトップの座を奪われる。
それでも小田にはタイトルへの執念があった。今年は「全英オープン」、「全米プロゴルフ選主権」と海外メジャーにも挑戦し、出場2試合共に予選通過を果たした。厳しいコースセッティング、そして世界の強豪らとの戦いは小田をさらに強くしたに違いない。
藤田とのデットヒートで賞金王へのプレッシャーもかかる中、秋以降の「ブリヂストンオープン」で今季2勝目を挙げ、賞金ランクトップを奪還すると、翌週の「マイナビABCチャンピオンシップ」でも2位タイに入り、藤田を突放した。
そして、最終戦までもつれた賞金王争い。
3日目を終えて藤田がトップと10打差と優勝の可能性が厳しくなっても、小田は最後まで気を緩めることなく最終日は4つスコアを伸ばし、通算6アンダーの3位タイでフィニッシュ。
悲願の賞金王に輝いた。
藤田より1勝少ない今季2勝ながらも手にしたタイトル。平均ストロークも70.08でトップ。今年はメジャー出場という厳しいスケジュールの中、国内ツアー全23試合に出場し、年間を通して常に安定したプレーを見せた結果でもある。
そんな小田を一年間支えた関係者、応援団らと大会終了後に喜びをわかちあった。
【緊急告知!】
賞金王となった小田孔明プロが2015年元日放送の特別番組「ゴルフネットワーク10大ニュース」へ出演決定!
賞金王と共に今年の国内男子ツアーを振り返ります。その他、賞金王争いの苦労、エピソードなどたっぷりと語って頂きます。ぜひお楽しみに!
詳しい番組情報や放送時間はゴルフネットワークホームページまたは公式Facebookにて後日お知らせします。