ツアー6勝の手嶋が首位タイ浮上! 初日トップの岩田と並ぶ
2014年5月30日(金)午後7:17
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ツアー6勝の手嶋多一が3年半ぶりにリーダーボードの最上段に立った。
国内男子ツアーの「?全英への道?ミズノオープン」は30日、岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日のトーナメントリーダー岩田寛が首位タイの座を守る中、ノーボギーの4アンダー68をマークした手嶋が通算9アンダーで岩田をとらえた。
現在継続中の選手では最長となる18年連続で賞金シードを守っている手嶋。2007年のカシオワールドオープンを最後に優勝からは遠ざかっていたが、この日は出だしの1番から連続バーディを奪うと前半さらに1つスコアを伸ばして3アンダーでハーフターン。後半はパープレーが続く我慢のラウンドにも焦れずに、1バーディ、ノーボギーにまとめて前日の3位タイから首位タイに浮上した。手嶋がラウンドを終えてトップに立つのは2010年三井住友VISA太平洋マスターズの第1ラウンド以来実に3年半ぶり。
2打差の単独3位に張棟圭(韓)、初日のもう一人のトーナメントリーダー上田諭尉はスコアを伸ばすことが出来ず(イーブンパー72)、通算6アンダー4位タイに後退した。以下、通算5アンダー6位タイに高山忠洋、小泉洋人、通算4アンダー8位タイに11年大会覇者の黄重坤(韓)、近藤共弘らが続いている。
前週V逸の雪辱に燃える藤本佳則は2つスコアを落として薗田峻輔(10年大会覇者)、片山晋呉、松村道央、平塚哲二らと並ぶ通算3アンダー11位タイ。初日53位タイの宮里優作も通算2アンダー20位タイまで順位を上げてきた。
一方、前週の関西オープンゴルフ選手権競技を制した小田孔明(通算4オーバー84位タイ)、今季国内初登場となった川村昌弘(通算6オーバー102位タイ)は予選ラウンドで姿を消すことに。また、ホストプロの小林正則(体調不良)、谷原秀人(左股関節痛)を含む6選手が無念の途中棄権を余儀なくされた。