レクシー、新旧天才少女対決制しメジャー初戴冠!
2014年4月7日(月)午前10:58
19歳のレクシー・トンプソン(米)が新旧天才少女対決を制し、初のメジャータイトルを獲得した。
米女子ツアー今季メジャー初戦のクラフト・ナビスコ選手権は現地時間6日、カリフォルニア州のミッション・ヒルズCC ダイナ・ショア・トーナメントCを舞台に最終ラウンドを行い、“復権”をテーマに戦うアメリカ勢待望のチャンピオンが誕生した。2日目から首位を走ったレクシーが重圧の中、攻めのゴルフを貫きノーボギーの4アンダー68をマーク。通算14アンダーまでスコアを伸ばし、ツアー通算4勝目にして嬉しいメジャー初優勝を飾った。
「1番のティーグランドでは緊張しましたけど、ドライバーが良かったしパットもいいところで決まってくれました。メジャーで勝つことがゴルフを始めた頃からの夢だったし、ポピー池に飛び込みたい(勝者恒例の池へのダイブ)と思っていました。家族の支えがあったからここまで来られた」と逃げ切りVを喜んだレクシー。待望の勝者のダイブ(18番グリーン脇の池に飛び込む恒例の儀式)を家族、キャディを含めた6人で行い、メジャー史上2番目(19歳55日)の年少Vを達成した若きエースは最後まで笑いが止まらなかった。
同じ首位タイからスタートしながら8番の3パットボギーでつまずいたミッシェル・ウィー(米)は、4バーディ、3ボギーの1アンダー71にとどまり通算11アンダー。悲願のメジャー制覇ならず単独2位に終わり「レクシーのプレーが素晴らしくて追いつくことが出来なかった」と敗戦を振り返った。
優勝争いが2人に絞られる中、着実にスコアを伸ばし通算7アンダーとしたステイシー・ルイス(米)が単独3位。通算6アンダー4位タイにクリスティー・カー(米)と朴セリ(韓)が入り、通算5アンダー単独6位にフォン・シャンシャン(中)。
日本勢は最終日にスコアを落とし、横峯さくらが通算9オーバー59位タイに入ったのが最高。野村敏京が通算11オーバー64位タイ、宮里藍は通算12オーバー67位タイに終わっている。