サンデーバック9で失速のさくら59位タイ、藍67位タイ
2014年4月7日(月)午前10:53
最終日の巻き返しが期待された日本勢はサンデーバックナインで失速し下位に甘んじた。
米女子ツアー今季メジャー初戦のクラフト・ナビスコ選手権は現地時間6日、カリフォルニア州のミッション・ヒルズCC ダイナ・ショア・トーナメントCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日スコアを落としリーダーボードを大きく後退した日本勢は最終ラウンドも低調なゴルフに終始した。
63位タイからスタートした横峯さくらは前半を2バーディ、2ボギーのイーブンパー36で折り返したが、難易度が高い13番以降3つのボギーを叩いて3オーバー75止まり。通算9オーバー59位タイにとどまった。
同じく63位タイから再浮上を期した野村敏京は出だしの1番でボギーを叩く苦しい立ち上がり。それでも5番、11番でバーディを奪って何とかパープレーペースを守っていたが、攻める気持ちが裏目に出て上がり4ホール連続ボギーでリーダーボードを急降下。5オーバー77と崩れ通算11オーバー64位タイに終わった。
また悲願のメジャー獲りが今回もお預けになった宮里藍は今シーズン苦しんでいるパットが不発。やはりサンデーバックナインで3ボギー、1ダブルボギーを叩いて4オーバー76。通算12オーバー67位タイの下位に沈んでいる。
優勝は19歳のレクシー・トンプソン(米)。3日目を終えてミッシェル・ウィー(米)と首位に並び、新旧天才少女がメジャー初優勝を目指し直接対決に挑んだが、レクシーが危なげないプレーでノーボギーの4アンダー68をマーク。通算14アンダーで逃げ切りメジャー大会史上2番目(19歳55日)の年少優勝を達成した。
ウィーは3打差の単独2位、通算7アンダー単独3位に最終ホールをバーディで締めくくったステイシー・ルイス(米)。通算6アンダー4位タイに朴セリ(韓)&クリスティー・カー(米)のベテランコンビが名を連ねた。
尚、上原彩子、宮里美香、有村智恵は予選で姿を消している。