L.トンプソン vs. M.ウィー 新旧天才少女対決が勃発!
2014年4月5日(土)午後0:09
今季メジャー初戦は新旧天才少女が優勝戦線に浮上する見応えのある展開となった。
米女子ツアーのクラフト・ナビスコ選手権は現地時間4日、カリフォルニア州のミッション・ヒルズCC ダイナ・ショア・トーナメントCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日29位タイにつけていた19歳のレクシー・トンプソン(米)が、ノーボギーの8アンダー64をマークし通算7アンダーで朴セリ(韓)と並び首位タイに浮上。初のメジャー制覇に向け絶好のポジションをキープした。
またレクシーの先輩で元祖天才少女と呼ばれたミッシェル・ウィー(米)も前日に続き好調なプレーで1アンダー71にスコアをまとめ、通算6アンダー単独3位。最年少記録を塗り替えて来たアメリカ期待の2人の激突に注目が集まっている。
その他上位選手は通算5アンダー4位タイにクリスティー・カー(米)、フォン・シャンシャン(中)のメジャーチャンピオンが並び、今季2勝のアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)が通算4アンダーで今大会最年少V記録を持つモーガン・プレッセル(米)らと並び6位タイまで順位を上げている。
ディフェンディング・チャンピオンのインビー・パーク(韓)は通算イーブンパー28位タイ、歴代チャンピオンのステイシー・ルイス(米)は通算1アンダーでリディア・コ(ニュージーランド)、カリー・ウェブ(豪)らと並び19位タイにとどまっている。
日本勢は2アンダー70をマークした横峯さくらが通算1オーバーで初日の60位タイから36位タイに順位を上げ決勝ラウンド進出を決め、野村敏京が通算3オーバー54位タイ、宮里藍が1アンダー71をマークし通算4オーバー64位タイで予選落ちの危機から生還した。
しかし上原彩子は通算6オーバー74位タイで予選カットに1打足りず。初日日本勢最上位の46位タイにつけていた宮里美香は、ショットが不安定で5オーバー77を叩き、通算7オーバー82位タイで予選落ち。有村智恵も予選ラウンド78-76の通算10オーバー100位タイで決勝ラウンド進出を逃している。