武藤が今季初V王手! 宮里2位タイ、P.ユーラインは30位タイ
2013年10月5日(土)午後4:06
国内男子ツアーのコカ・コーラ東海クラシックは5日、愛知県の三好カントリー倶楽部 西コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。2位タイでスタートした武藤俊憲がスコアを3つ伸ばして単独トップに躍り出た。また、前日のトーナメントリーダー宮里優作はこの日もスコアを伸ばせず、通算4アンダーを保ったまま2位タイに後退した。
アウトスタートの武藤は、2番パー5でバーディを先行させると、その後も4番、7番、9番と小気味よくバーディを重ねていく。しかしながら、後半に入ってからは一転、我慢のゴルフとなる。14番までパープレーを続けると、15番パー5でこの日初めてのボギー。それでも残りホールをパーでしのぎ、4バーディ、1ボギーの3アンダー69でホールアウト。通算6アンダーとし、昨年の関西オープンゴルフ選手権競技以来となるツアー通算6勝目に王手をかけた。
一方、初日から単独首位をキープしていた宮里は2バーディ、1ボギーで前半を折り返したが、バックナインで3つボギー(2バーディ)を叩いてイーブンパー72。冨山聡と並び通算4アンダー2位タイで最終日を迎えることになった。
また、ゴルフ用品メーカー大手アクシネット社の御曹司で、欧州ツアールーキーイヤーの今季すでに1勝をマークしている“貴公子”ピーター・ユーライン(米)はスコアメイクに苦しみ、2バーディ、5ボギーの3オーバー75でラウンドし、通算3オーバー30位タイに順位を落としている。
その他主な選手は、通算3アンダー4位タイに小平智、近藤共弘、平塚哲二の3人がつけ、予選ラウンド49位タイと出遅れていた片山晋呉がこの日のベストスコア8アンダー64(8バーディ、ノーボギー)を叩き出して通算2アンダー7位タイに浮上。ディフェンディング・チャンピオンのH・W・リュー(韓)も5アンダー67のゴルフで通算2オーバー20位タイに順位を上げた。14歳のアマチュア岡崎錬(美濃加茂西中3年)は4つスコアを落として通算10オーバー63位タイに沈んでいる。