池田が今季初Vに向け初日単独トップ! 石川は69位タイと出遅れ
2012年9月20日(木)午後7:21
国内男子ツアーのアジアパシフィック パナソニックオープンは20日、兵庫県の東広野ゴルフ倶楽部を舞台に第1ラウンドの競技を終了。今季初勝利を狙う池田勇太が、9バーディ、ノーボギーの9アンダー62で回り、初日単独トップに躍り出た。一方、2年ぶりの勝利を目指す石川遼は、3バーディ、3ボギーのイーブンパー71の69位タイと出遅れた。
ここ3戦連続で2位に甘んじてきた池田は前半、パー4の2番、4番、6番ホールでバーディを沈めると、9番のパー5でもしっかりとバーディを決める。後半でも調子を崩すことなく、出だし10番を皮きりに、12番、14番でバーディ。そして最後の17番、18番を2ホール連続バーディでフィニッシュし、昨年のサン・クロレラ クラシック以来の優勝へ弾みをつけた。
2010年三井住友VISA太平洋マスターズ以来、約2年ぶりとなる勝利を狙う石川。インスタートとなったこの日は前半、13番でボギー、16番でバーディとイーブンで折り返し。後半は1番でボギーを叩くと、2番でバーディ、7番でボギー、そして最後の9番パー5でバーディと再びイーブンに戻してラウンドを終えた。
先週のANAオープンゴルフトーナメントで今季3勝目を挙げ、賞金ランキングでも首位に躍り出た43歳の藤田寛之は、7バーディ、ノーボギーの7アンダー64でラウンド。9番ホールでイーグルを奪取した宮里優作、宮本勝昌、小田孔明、山下和宏とともに2位タイと、2週連続優勝へ好スタートを切った。
ディフェンディング・チャンピオンの平塚哲二は、5バーディ、2ボギーの3アンダー68で松村道央、ドンファン(韓)らと並んで26位タイに。米ツアー1勝の実力者である今田竜二は1オーバー72で80位タイ、4月のアジアンツアー、パナソニック・オープン・インディアを制したディグビジェイ・シン(インド)は4オーバーの120位タイだった。