歓喜の涙から一年、服部真夕が地元大会2連覇を狙う。

　愛知県出身の服部にとって14日からの国内女子ツアー、マンシングウェアレディース東海クラシック（愛知県、新南愛知カントリークラブ 美浜コース）は大切な地元での大会。昨年は激戦となった金田久美子との地元対決を制してツアー3勝目を飾り、今季の好調につなげている。

　涙の地元優勝を果たした思い出の地に、服部は一回り大きくなって戻ってきた。今季は優勝こそ1回だけだが、安定した成績で現在賞金ランキング5位。首位の全美貞（韓）とは約4,000万円の差があるが、逆転で賞金女王タイトルも狙えるポジションだ。

　満を持して臨んだ先週の日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯ではまさかの予選落ち。その悔しさを糧に大きな意味を持つ連覇に挑む。

　そして、昨年の雪辱を心に誓う金田や初の賞金女王タイトルに向けて突っ走る全、ランキング3位で先週の日本女子プロゴルフ選手権で国内メジャー初優勝を飾った有村智恵、同ランク4位の笠りつ子らももちろん参戦。2週後には今季公式戦第3戦となる日本女子オープンゴルフ選手権競技（27?30日／神奈川県、横浜カントリークラブ 西コース）も控えており、それを見据えての戦いは激戦必至だ。