国内女子ツアーの今季公式戦第2戦、日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯は7日、滋賀県のタラオカントリークラブ 西コースを舞台に第2ラウンドの競技を行ったが、途中で雷雲接近のため中断し再開されることなくサスペンデッドが決まった。そんな中、6位タイでスタートした有村智恵が8バーディ、1ボギーの7アンダー65で18ホールを回り、通算10アンダーで暫定ながら単独首位に浮上した。

　有村は1番からいきなり4連続バーディの好スタート。9番でもバーディを奪って5アンダーで折り返すと、後半も3バーディ、1ボギーとスコアを伸ばし、自身初のメジャー制覇へ弾みをつけた。

　また、初日にノーボギーの8アンダー64と、国内メジャー最少スコアタイ記録を叩き出して単独首位に立っていた吉田弓美子はこの日、5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1アンダー71でホールアウト。通算9アンダーの暫定単独2位で追走している。

　その他上位陣は、この日14ホールを終え2つスコアを伸ばした大江香織、11ホールで4バーディを奪った黄アルム（韓）が通算6アンダーで暫定3位タイ。通算5アンダー暫定単独5位に金ナリ（韓／18ホール終了）、通算4アンダー暫定6位タイに現在同ツアー賞金ランク首位の全美貞（韓／18ホール終了）、米女子ツアー賞金ランクトップの朴仁妃（韓／18ホール終了）らがつけている。

　3年連続賞金女王を狙うアン・ソンジュ（韓／11ホール終了時点）は通算1アンダー暫定24位タイ。前日24位タイの横峯さくらは、8ホールを回り終え1つスコアを落として通算イーブンパー暫定32位タイにつけた。一方、服部真夕は4つスコアを落とし、通算8オーバー暫定103位タイで予選落ちが確実となっている。

　尚、第2ラウンドの競技の続きは翌8日の7時から再開される予定。