国内女子ツアーの今季公式戦第2戦、日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯が6日、滋賀県のタラオカントリークラブ 西コースを舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を終了。今季のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントでツアー初Vを飾ったばかりの吉田弓美子が、8アンダー64で後続に4打差をつけて単独首位に立った。有村智恵は3アンダー69の6位タイにつけ、横峯さくらは1アンダー71の24位タイとなっている。

　NEC軽井沢72ゴルフトーナメントではジャン・ウンビ（韓）とのプレーオフの末、嬉しいツアー初優勝を飾った吉田。大きな自信をつけ、今大会では初日から飛ばした。前半の11番から3連続バーディスタートを切ると、16番、17番でも連続バーディを奪取。折り返した3番、5番、8番でもバーディを奪いスコアを伸ばすと、ノーボギーの8アンダー64は国内メジャー最少スコアタイ記録。後続に4打差は安全圏ではないが、自身ツアー2勝目に向け最高の初日となった。

　一方、先週のゴルフ5レディスプロゴルフトーナメントで、最終日単独トップからの逃げ切りVを狙うも、アン・ソンジュ（韓）にかわされ3位タイに終わった有村。雪辱に燃えた今大会、出だし10番、11番で連続バーディを奪う。14番でボギーを叩くが18番をバーディとし2アンダーで前半を終える。後半、3番でボギーを先行させるも直後の4番でバーディを奪い返し、8番でもバーディ重ねて3アンダー69の6位タイで初日の競技を終えた。

　その他上位は、4アンダー68の2位タイに大江香織、酒井美紀、全美貞（韓）、金ナリ（韓）の4人が並び、3アンダー69の6位タイに有村、藤田幸希ら6人が続いている。

　なお、9ホールを終了した時点でディフェンディング・チャンピオンの三塚優子が右肘痛のため、12ホール終了時点で土肥功留美が左肘痛のため棄権した。