金亨成が逃げ切ってツアー初V! 藤本は22位タイ
2012年8月26日(日)午後4:14
国内男子ツアー、VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメントは26日、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日単独トップに浮上したツアー参戦4年目の金亨成(韓)が3アンダー69で回り、貞方章男との激戦を制し通算18アンダーでツアー初優勝を飾った。貞方は1打届かず単独2位に終わっている。
ツアー初勝利を狙う金亨成、貞方、山下和宏の3人が最終組でプレーしたファイナルラウンド。単独首位でスタートした金亨成は前半に3連続バーディを奪うなど3アンダーでハーフターン。後半はすべてスコアカード通りの我慢のゴルフとなったが、通算18アンダーで辛くも逃げ切って念願のツアー初優勝を手にした。
一方の貞方は前半を2バーディ、ノーボギーで回り金亨成とは2打差の単独2位で折り返す。後半に入って10番でバーディを奪うと、13番でもバーディを奪ってついにトップを捉える。ところが、15番で痛恨のボギーを叩き一歩後退。その後はスコアを伸ばすことが出来ず、結局3アンダー69で回り通算17アンダーでフィニッシュ。金亨成に1打及ばず惜しくも初優勝を逃したが、自己最高の単独2位で大会を終えた。
また、首位と4打差5位タイから今季2勝目を狙ったルーキーの藤本佳則だったが、前半にダブルボギーを2つ叩くなど2オーバー74とスコアを崩し、通算9アンダー22位タイで終戦している。
その他上位陣は、首位と3打差の単独3位に細川和彦、さらに1打差の4位タイに永野竜太郎、2日目のトーナメントリーダー、カート・バーンズ(豪)。通算13アンダー単独6位にI・J・ジャン(韓)が入り、通算12アンダー7位タイに藤田寛之、横尾要、ジェイ・チョイ(米)らが名を連ねた。最終組で回った山下は1オーバー73を叩き、宮里優作、宮里聖志らと並ぶ通算11アンダー12位タイで4日間の競技を終えた。
尚、注目の石川遼と池田勇太は予選ラウンドで姿を消している。