金亨成が単独首位浮上! ルーキー藤本は4打差5位タイ
2012年8月25日(土)午後5:43
国内男子ツアー、VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメントは25日、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部を舞台に第3ラウンドの競技を終了。ツアー参戦4年目の金亨成(韓)が3日連続の60台となる4アンダー68をマークし、通算15アンダーとして前日の3位タイから単独首位に浮上した。同じく3位タイからスタートした藤本佳則はイーブンパー72にとどまり、首位に4打差の5位タイで最終日を迎えることになった。
韓国ツアー3勝の実績を持つ金亨成は2009年から日本ツアーに参戦するも、いまだ未勝利。しかし先月行われた長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント、前週の関西オープンゴルフ選手権競技で単独2位に入るなど目下絶好調で、単独トップで迎える最終日は“3度目の正直”でツアー初優勝を狙う。
ルーキーの藤本は前半を2バーディ、2ボギーのイーブンパーで折り返すと、スコアを伸ばしたい13番パー5でこの日3つ目のバーディを奪取。しかし勝負どころの16番パー4でボギーを叩いて結局イーブンパー72でホールアウト。通算11アンダー(5位タイ)は金亨成と4打差ながら、持ち前の爆発力を発揮すればまだまだ反撃のチャンスはある。日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills以来となるツアー2勝目を逆転で決められるか注目だ。
その他上位陣は、首位に1打差の単独2位に貞方章男がつけ、通算12アンダー3位タイに前日単独トップのカート・バーンズ(豪)と山下和宏の2人。藤本と並ぶ通算11アンダー5位タイにはベテランの藤田寛之、河井博大らがつけた。
尚、注目の石川遼と池田勇太は予選ラウンドで姿を消している。