岡本綾子門下生の森田理香子が、CAT Ladies（17?19日／神奈川県、大箱根カントリークラブ）で昨年のリベンジを誓っている。

　国内女子ツアー今季第22戦の同大会は、全長6,687ヤード、パー73と距離があり、セッティングも難しい大箱根がその舞台だ。昨季大会では、優勝した有村智恵と森田が最終組で激しい一騎打ちを展開。15番で森田が単独首位に立ったが、続く16番で有村が逆転し、そのまま逃げ切った。

　今季の森田は、20試合に出場して2位（タイを含む）が2回。そのほかでもトップ10が7回と好調ながら、優勝には至っておらず、賞金ランキングは11位だ。同じ岡本門下の“姉弟子”服部真夕が、1勝を挙げ同ランク3位にいるのを身近で見て刺激を受けているだけに、この大会で勝って公式戦が続く9月につなげたいところだ。

　もちろん、連覇を狙う有村や今季好調の服部、笠りつ子、佐伯三貴、全美貞（韓）らも参戦。先週、ツアー初優勝を飾った吉田弓美子やシーズン初Vを狙う横峯さくら、今季1勝の若林舞衣子らも加わって、箱根の山で激戦を繰り広げる。