松村が逆転でツアー3勝目! 松山は1打届かず単独2位
2013年5月5日(日)午後6:42
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国内男子ツアーの中日クラウンズは5日、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。首位に2打差の単独2位からスタートした松村道央が3アンダー67で回り、通算2アンダーで逆転優勝を飾った。前日3位タイの松山英樹は終盤まで追いすがるも、惜しくも1打届かず単独2位フィニッシュ。ツアー史上初のルーキー2週連続Vはお預けとなった。
この日単独2位でスタートした松村は前半、快調なゴルフを見せる。序盤の2番、3番で連続バーディを奪うと、5番、7番でバーディを重ね4アンダーでハーフターン。後半は11番でダブルボギー、13番でボギーを叩くなど1つスコアを落としたものの、最終18番で外せばプレーオフというパーパットをしっかり決めて3アンダー67。通算2アンダーとして、国内屈指の難コースとして知られる和合で2010年カシオワールドオープン以来3シーズンぶりとなるツアー通算3勝目をつかみとった。
2週連続優勝の期待がかかった松山は、前半に2つのバーディを奪って2アンダーで折り返す。後半はバーディを奪えばボギーを叩く出入りの激しいゴルフでスコアを伸ばせず、首位の松村に2打差の単独2位で最終ホールを迎える。そして18番のグリーン、奥から8メートルのロングパットを沈めてバーディ奪取に成功。通算1アンダーまでスコアを伸ばし1打差まで迫ったが、松村がパーをキープしたため単独2位で大会を終えた。
その他上位陣は、前日のトーナメントリーダー、片山晋呉が3つスコアを落とし、スティーブン・コンラン(豪)と並ぶ通算2オーバー3位タイ。通算3オーバー5位タイに武藤俊憲、山下和宏の2人、通算4オーバー7位タイに近藤共弘、S・K・ホ(韓)が入った。また、前日50位タイに後退した選手会長の池田勇太は3アンダー67をマークし、通算8オーバー21位タイで4日間の競技を終えている。