松山、2週連続優勝へ首位奪取!
2013年5月3日(金)午後6:43
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国内男子ツアーの中日クラウンズは3日、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。21歳の松山英樹が4バーディ、1ボギーの3アンダー67でプレーし、通算1アンダーにスコアを伸ばして単独首位に躍り出た。前日唯一のアンダーパー(1アンダー69)をマークしていた近藤共弘は、バックナインでスコアを大きく崩して通算4オーバー10位タイに後退している。
前週のつるやオープンゴルフトーナメントでツアー史上最速Vを飾った松山。首位と3打差の10位タイから出た2日目は2番でバーディを先行させると、直後の3番でボギーを叩くも、6番で2つ目のバーディを決めて1アンダーで前半を折り返す。後半も11番、14番のバーディで2つスコアを伸ばし、この日のベストスコア(タイ)である3アンダー67でホールアウト。ツアー屈指の難コースに上位陣が苦しむ中、通算1アンダーで単独トップに立った。
一方、唯一のアンダーパーで単独首位からスタートした近藤は、イーブンパーで折り返した後半に大失速。バックナインだけで5つスコアを落として5オーバー75を叩き、通算4オーバー10位タイに順位を落とした。また、前半5バーディ(ノーボギー)を奪って一時単独トップに立った上井邦浩も、後半だけで6つのボギーを叩いて1オーバー71。久保谷健一らと同じ通算3オーバー6位タイに沈んだ。
その他上位陣は、首位に1打差の単独2位に片山晋呉。2打差の3位タイにブラッド・ケネディ(豪)、S・K・ホ(韓)がつけ、通算2オーバー単独5位に松村道央が続いている。選手会長の池田勇太は通算6オーバー21位タイに低迷中。
尚、前週エージシュートを達成するなどゴルフ界を沸かせた“ジャンボ”こと尾崎将司は、すでに第1ラウンド途中で腰痛を理由に棄権している。