塚田がツアー初Vに王手! アマ松山は単独5位
2012年7月28日(土)午後4:37
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国内男子ツアーのサン・クロレラ クラシックは28日、北海道の小樽カントリー倶楽部を舞台に第3ラウンドの競技を終了。首位タイでスタートした塚田好宣が、5アンダー67をマークして通算14アンダーで単独首位に躍り出た。1打差の2位タイにキラデク・アフィバーンラト(タイ)とブレンダン・ジョーンズ(豪)がつける展開となったが、注目のアマチュア松山英樹は3アンダー69で回り、通算10アンダー単独5位で最終日を迎えることになった。
この日ジョーンズ、李京勲(韓)と共に首位タイでスタートした塚田が一歩抜け出した。序盤の2番、3番で連続バーディを奪い幸先の良い滑り出しを見せると、その後も3つスコアを伸ばして5アンダーでハーフターン。単独トップで迎えた後半は、2つのボギーを叩くなどもたついて首位タイに並ばれるも、終盤の17番でバーディを奪って単独首位でホールアウト。後続との差は1ストロークながらツアー初優勝に王手をかけた。
前日4位タイに急浮上したアマチュアの松山は、2番でバーディを奪うも続く3番でダブルボギーを叩き一歩後退。しかしすぐさま立て直し、6番、7番で連続バーディを奪取する。1アンダーで折り返した後半は、上がり3ホールで2バーディを奪うなど2つスコアを伸ばして3アンダー69でフィニッシュ。首位と4打差の通算10アンダーとし優勝射程圏内につけている。
その他の上位陣は、通算11アンダー単独4位に李丞鎬(韓)、通算8アンダー6位タイにこの日6つスコアを伸ばした片山晋呉のほか、李京勲、朴銀信(韓)の韓国勢2人。全英オープン帰りのルーキー藤本佳則は、ノーボギーの5アンダー67でラウンドし通算7アンダー9位タイに浮上した。その藤本と並ぶ9位タイには諸藤将次、岩田寛らがつけ、通算6アンダー15位タイには深堀圭一郎、片岡大育が続いている。
44位タイで決勝ラウンドに進出したディフェンディング・チャンピオンの池田勇太は、5バーディ、3ボギーの2アンダー70で回り、通算3アンダー31位タイ。全英オープン出場組の小田孔明は、2つスコアを伸ばして通算5アンダー17位タイに順位を上げている。