服部が今季初V、外国勢の連勝ストップ! 有村&横峯2位タイ
2012年6月24日(日)午後6:10
国内女子ツアーの新規トーナメント、アース・モンダミンカップは24日、千葉県のカメリアヒルズカントリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。首位タイでスタートした服部真夕が最終18番のイーグルで逆転し通算15アンダーで今季初優勝を手にした。最終ホールまで優勝争いを繰り広げた横峯さくらと有村智恵が1打差の2位タイ、前日首位タイのアン・ソンジュ(韓)が通算13アンダーで単独4位となった。この結果、外国勢の連続優勝が7週でストップしている。
首位タイに服部、横峯、アンの3人が並んでスタートした最終日。服部は前半に2つスコアを伸ばして折り返すと、10番と13番でボギーを叩き一歩後退。ところがパーセーブを続けて迎えた17番でバーディを奪うと、首位に1打差で迎えた最終18番でイーグルチャンスにつける。距離の長いパットとなったが、これを沈めて見事に逆転。昨年9月のマンシングウェアレディース東海クラシック以来となるツアー通算4勝目を飾った。
今季初めて最終日をトップで迎えた横峯は前半こそスコアを伸ばせなかったものの、後半出だしの10番でバーディを奪って優勝戦線になんとか踏み止まる。その後16番までスコアカード通りの我慢のゴルフとなるも17番でようやくバーディ奪取。しかし最終18番はバーディどまりで今季初優勝を逃している。
この日首位タイの3人に1打差の4位タイからスタートした有村は、幸先良く出だし2ホールで連続バーディを奪うと5番でもスコアを伸ばして3アンダーでハーフターン。後半はバーディを奪ったのが10番のみとなったが、終盤で首位に立っていたアンがスコアを落としたため、通算14アンダー単独トップでホールアウトし最終組の3人を待つ展開となった。しかし、服部のイーグルで逆転され2位タイに終わった。
その他上位陣は、通算11アンダー単独5位にヤオ・シュエイー(台)、通算10アンダー6位タイに笠りつ子、森田理香子、不動裕理ら5人が入った。今季2勝の李知姫(韓)は通算7アンダー16位タイ、好調の全美貞(韓)は通算5アンダー25位タイで3日間の競技を終えている。