第2Rはサスペンデッド 18歳のルーキー川村が暫定トップに浮上!
2012年6月1日(金)午後6:23
国内男子ツアーの今季公式戦第2戦、日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hillsは1日、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブ 西コースを舞台に第2ラウンドの競技が行われたが、雷雲接近の為に一時中断となり、そのままサスペンデッドとなった。そんな中、この日2位タイからスタートしたルーキー川村昌弘が、10ホール終了時点で5つのバーディを奪って通算10アンダーで暫定ながら単独トップに浮上した。第2ラウンドの再開は、翌2日の午前6時45分を予定している。
18歳の実力派ルーキーが、1番から6連続バーディを奪った初日に続き、この日も快進撃を見せた。1番で早くもバーディと絶好の滑り出しを見せた川村は、その後もスコアを2つ伸ばすと、9番と10番で連続バーディ。10番を終えたところで競技が一時中断し、そのまま日没サスペンデッドとなったものの、新人らしからぬ圧巻のプレーを披露して国内メジャーの舞台で堂々の暫定首位に立った。なお、川村は今季開幕からから6戦連続で予選通過中。今年ツアー初参戦ながら、国内メジャー最年少V記録を更新する可能性も出てきている。
通算8アンダーの暫定単独2位には、この日7アンダー64をマークした金庚泰(韓/18ホール終了)が浮上。また、先週のダイヤモンドカップゴルフで今季2勝目を挙げた藤田寛之(18ホール終了)もスコアを6つ伸ばして通算7アンダーとし、金度勲(韓/13ホール終了時点)とともにトップと3打差の暫定3位タイにつけた。
その他の上位勢では、ルーキー藤本佳則(18ホール終了)、上平栄道(18ホール終了)、ブレンダン・ジョーンズ(豪/16ホール終了時点)が通算6アンダー暫定5位タイ。また、前日1オーバー72の45位タイと出遅れた池田勇太(18ホール終了)も1イーグル、5バーディ、1ボギーの6アンダー65の好スコアをマークし、通算5アンダー暫定単独8位へと浮上した。
一方、初日4アンダー67の4位タイ発進を切った片山晋呉(18ホール終了)は、この日は1オーバー72とスコアを伸ばせず、通算3アンダーの暫定10位タイ。同大会連覇を狙うJ・B・パク(韓/17ホール終了時点)は、スコアを2つ伸ばして通算イーブンパー暫定27位タイにつけた。また、前日に『64』を叩き出して首位に立った小林正則は8オーバー79と大きく崩れ、通算1オーバー暫定45位タイに後退している。