藤田、単独首位キープで今季2勝目に王手! ルーキー藤本は単独5位浮上
2012年5月26日(土)午後5:11
国内男子ツアーのダイヤモンドカップゴルフは26日、千葉県のザ・カントリークラブ・ジャパンを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日単独トップに踊り出た藤田寛之が2アンダー70で回り、通算15アンダーで単独首位の座をキープした。2週連続Vを狙う初日のトーナメントリーダー、ジェイ・チョイ(米)は通算10アンダーで単独4位、ルーキーの藤本佳則はこの日のベストスコア7アンダー65をマークし通算9アンダーで単独5位につけている。
予選ラウンドは2日連続で快調にスコアを伸ばした藤田。この日はバーディラッシュとはいかなかったが、3バーディ、1ボギーの2アンダー70でホールアウトし、通算15アンダーまでスコアを伸ばして前日と同じく後続に3打差をつけて単独首位で最終日を迎えることになった。
この日会心のゴルフを披露したのは、前戦で惜しくもツアー最速Vを逃した藤本。インからスタートして、序盤の12番、13番で連続バーディを奪うと、16番、18番でもバーディを重ねて4アンダーで折り返す。後半も3バーディ、ノーボギーで回って7アンダー65。第3ラウンドのベストスコアを叩き出して通算9アンダーとし、前日の41位タイから一気に単独5位に順位を上げた。
前日20位タイに浮上した池田勇太は、3バーディ、3ボギーのイーブンパー72でプレーして通算4アンダー。片山晋呉、谷原秀人、金庚泰(韓)らと並ぶ23位タイに後退した。また、首位に3打差の単独2位からスタートした前戦優勝のチョイは4バーディ、4ボギーのイーブンパー72で、藤田に5打差の単独4位から逆転優勝を狙う。
その他上位陣は、首位から3打差の単独2位で兼本貴司、さらに1打差単独3位でキラデク・アフィバーンラト(タイ)が追走。通算8アンダー単独6位に武藤俊憲、通算7アンダー7位タイに今野康晴、白潟英純、黄重坤(韓)がつけている。