ジャンボ尾崎が堅首! 松山も暫定トップタイに
2013年4月26日(金)午後8:10
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国内男子ツアーのつるやオープンゴルフトーナメントは26日、兵庫県の山の原ゴルフクラブ 山の原コースを舞台に第2ラウンドの競技を行ったが、13時半に雷のため競技を中断。15時58分に競技を再開したが、2時間半の中断は大きく多くの選手がすべてのホールを回りきれないまま、18時半に日没サスペンデッドとなった。そんな中、前日レギュラーツアーで史上初のエージシュートを達成した“ジャンボ”こと尾崎将司が1オーバー72にスコアをまとめ通算8アンダーで暫定ながらトップの座をキープしている。
第2ラウンドのスタート前に花束を贈られた尾崎は、この日も66歳という年齢を感じさせないプレーで観客を沸かせた。この日インスタートの尾崎は出だしの10番でバーディに成功。その後一進一退(11番ボギー、12番バーディ、18番ボギー)の状況が続くもイーブンパーで前半を折り返す。迎えた後半は3番、4番で連続バーディを奪ったものの、5番以降で3つのボギーを叩き通算8アンダーでホールアウト。それでも強風により各選手のスコアが伸び悩む中、経験に裏打ちされたゴルフで依然トーナメントをリードしている。
またプロ2戦目となる松山英樹も魅せた。スタートホールとなる1番でバーディを奪うと14番までに6つのバーディを奪う快進撃。直後サスペンデッドとなったが、通算8アンダーまでスコアを伸ばし、尾崎、李丞鎬(韓/15ホール終了時点)に並ぶ暫定首位タイに浮上した。
その他上位陣では、首位に1打差の暫定4位タイに市原弘大(18ホール終了)、岩田寛(14ホール終了時点)ら4人がつけ、さらに1打差の暫定8位タイに谷口徹(18ホール終了)、谷原秀人(15ホール終了時点)ら7人が並んでいる。この暫定8位タイには、この日7バーディ、1ボギー(13ホール終了時点)でリーダーボードを駆け上がった倉本昌弘もつけており、尾崎と併せて年長者が存在感を発揮している。
一方、昨季賞金王の藤田寛之は1つスコアを落とし、14番終了時点で通算イーブンパー暫定71位タイと予選通過に黄信号が灯っている。