国内男子
記録に挑む藤本、大一番に向けて意欲を燃やす藤田らに注目
2012年5月23日(水)午前9:25
藤本佳則が、国内男子ツアーのダイヤモンドカップゴルフ(24?27日/千葉、ザ・カントリークラブ・ジャパン)で先週なし得なかった記録に挑む。
先週のとおとうみ浜松オープンに出場した藤本は、後続に2打差の単独首位で最終日を迎え、デビュー3戦目という史上最速でのツアー制覇を目前にしながらジェイ・チョイ(米)に敗れて単独2位に終わった。それでも「シードは最低条件。今年の目標は2勝」と堂々と言い切った男だけに、日本ゴルフツアー機構(JGTO)発足後の最短優勝記録である5試合を塗り替えようと今週もやる気満々だ。
また、21日に行われた全米オープン日本地区最終予選会で本戦(現地時間6月14?17日/カリフォルニア州、オリンピックC)出場権を得た6人も参戦する。予選ラウンドを藤本と同組でプレーするベテランの藤田寛之、日本プロゴルフ選手権大会を制した谷口徹、高山忠洋、ブレンダン・ジョーンズ(豪)、ドンファン(韓)、J・B・パク(韓)と、いずれも実力や経験は十分なだけに侮れない存在となる。
その他、ディフェンディング・チャンピオンの小田孔明を中心に池田勇太、片山晋呉らが激戦を繰り広げる。
尚、米男子ツアーに5戦連続で出場するため、21日に米国に出発した石川遼は出場しない。