片山、単独2位に後退… P.ジュンハサバスディクルが首位浮上!
2013年9月27日(金)午後6:38
アジアンツアーと共催で行われている国内男子ツアーのアジアパシフィック パナソニックオープンは27日、大阪府の茨木カンツリー倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日単独トップの片山晋呉が2オーバー73を叩いて首位から陥落する中、前日単独2位につけたパリヤ・ジュンハサバスディクル(タイ)が1つスコアを伸ばして通算7アンダーで単独トップに躍り出た。
前日今季自己ベストの「63」をマークして最高のスタートを切った片山だったが、この日は一転スコアメイクに苦しんだ。インスタートの出だし10番をボギーとしていきなりつまずくと、その後2バーディ、2ボギーで回り1オーバーでハーフターン。後半は2番でバーディを奪うも3番、7番でボギーを叩いて2オーバー73でホールアウトした。それでも通算6アンダーは首位とは1打差。初日の好スコアが効いて優勝射程圏内の単独2位にとどまっている。
その片山をかわして単独トップに浮上したのが今季アジアンツアーで1勝しているジュンハサバスディクル。片山に2打差の単独2位からスタートすると、3バーディ、2ボギーの1アンダー70で回ってリーダーボードの最上段を射止めた。
その他上位陣は、通算5アンダー3位タイに平塚哲二、川村昌弘の2人。通算4アンダー5位タイに白佳和、ブラッド・ケネディ(豪)らがつけ、通算3アンダー10位タイに2009年全米プロゴルフ選手権覇者のY・E・ヤン(韓)、松村道央らが続いている。
初日出遅れたディフェンディング・チャンピオンの小林正則は4アンダー67をマークして、前週優勝の小田孔明らと並ぶ通算1アンダー18位タイに浮上。薗田峻輔が通算2オーバー44位タイ、小平智、藤本佳則が通算3オーバー53位タイで辛くも予選通過を果たしたのに対し、谷口徹、久保谷健一、宮里聖志は通算4オーバー61位タイでカットラインに1打及ばず予選落ちとなった。
さらに選手会長の池田勇太、矢野東が通算6オーバー80位タイ、井戸木鴻樹が通算7オーバー88位タイ、昨季賞金王の藤田寛之が通算10オーバー109位タイで決勝ラウンド進出を逃している。