国内男子
プロ転向の松山、しばらくは“学生仕様”でツアー転戦
2013年4月4日(木)午前11:28
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2日にプロ転向を宣言した松山英樹が東北福祉大所属のまま、プロとしてもプレーすることがわかった。
一昨年の国内男子ツアー、三井住友VISA太平洋マスターズ優勝の資格でPGA入会特別制度が適用され、今季からツアー連戦に挑む松山だが、大学への籍は残したままだ。
プロ宣言の時期が長い間、取り沙汰されており、当然その間に所属契約や用具契約における松山争奪戦が繰り広げられてきた。そのため、一部ではプロ宣言と同時に契約発表という可能性も囁かれていたが、2日の発表はプロ転向のみ。18日から開催される同ツアー国内開幕戦の東建ホームメイトカップ(三重県、東建多度カントリークラブ・名古屋)には、所属は東北福祉大で参戦する。
同大学ゴルフ部の阿部監督によれば「(大学ゴルフ部の)ユニフォームで出たいと言っている」とのこと。プロ転向で大学の試合には出られなくなるが、大学名の露出は今まで以上となることでしっかり恩返しをするつもりのようだ。