全米OP出場を決めた金亨成 川村、池田と同組に!
2014年6月4日(水)午前10:02
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国内男子ツアーの今季公式戦初戦 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯は5日に開幕。1926年に創設された同大会は日本のプロゴルフトーナメントで最も古い歴史を持つ。歴代チャンピオンには青木功、尾崎将司、中嶋常幸、倉本昌弘、丸山茂樹、片山晋呉などが名を連ねており、名実ともに日本プロゴルフ界の頂点を決める大会だ。
昨季大会は後続に4打差の単独首位からスタートした松山英樹が4オーバー75と崩れる中、金亨成(韓)が9ストロークのビハインドを跳ね返してメジャーの大舞台で歴史的な大逆転優勝を成し遂げた。連覇を狙う金は前週米男子ツアーのザ・メモリアル・トーナメントに出場。結果は65位タイと今一つだったが、最終ラウンド翌日に近隣コースで行われた第114回全米オープン(現地時間12?15日/ノースカロライナ州パインハーストNo.2)のセクショナル・クオリファイング(最終予選)で9位タイに入って本戦切符を獲得した。
1日に36ホール、120人が16の枠を争うタフな戦いを終えてすぐにトンボ帰りと肉体的には厳しいに違いないが、より高いレベルで戦った気力は誰にも負けないはず。連覇に自信を漂わせている。
そんな金と予選ラウンドを共に戦うのが川村昌弘と池田勇太だ。川村は今年は主にアジアンツアー、欧州ツアーなどを転戦。国内ツアーが開幕してからも海外での武者修行を続けていた。今季国内初戦となった前週の「?全英への道?ミズノオープン」では予選落ちに終わっているが、今週こそはその経験を生かすことが出来るか。ホストプロの池田は2009年以来の大会2勝目を狙う。
また、金に加えて谷口徹、矢野東、宮里聖志といった選手たちにとっても全米オープンの前哨戦となる。2週連続でタフな戦いが続くが、日本屈指の難コースとの呼び声も高いゴールデンバレーゴルフ倶楽部(兵庫県)を攻略して弾みをつけたいところだ。
その他、宮里優作、藤田寛之、藤本佳則、近藤共弘ら国内ツアーを代表する選手が数多く参戦予定。今年のプロゴルファー日本一の称号は誰の手に!?