国内男子
ベテラン久保谷が奪首! 池田は後退
2009年10月10日(土)午後4:59
- この記事のキーワード
台風の影響で54ホールに短縮された国内男子ツアーのキヤノンオープンは10日、神奈川県の名門・戸塚カントリー倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了した。前日トップに立った池田勇太のスコアが伸び悩む中、今年の全英オープンで一躍注目を集めた久保谷健一が5バーディ、1ボギーの4アンダー68と好スコアをマーク。通算11アンダーとしてハン・リー(米)に2打差をつけ、トーナメントをリードした。
片山晋呉、ブレンダン・ジョーンズ(豪)の実力者2人と同組で回ったこの日、序盤から久保谷のショットが切れた。1番ではバーディチャンスをものにできなかったが、続く2、3番でスコアを伸ばし波に乗る。さらに中盤、7、9、11番の奇数ホールでバーディを奪い独走態勢を築いた。15番パー4で3パットのボギーを叩いたものの、通算12アンダーで首位へ浮上。37歳のベテランが2002年のマンシングウェアオープンKSBカップ以来、およそ7年ぶりのツアー5勝目に王手をかけた。
一方、前日「64」で飛びだした池田は思わぬ足踏み。18ホールで30パットとグリーン上で苦しみ、2バーディ、2ボギーのイーブンパー72とスコアを伸ばせなかった。それでも首位とは3打差の通算8アンダー3位タイと逆転の可能性はまだまだ十分。3日間の短期決戦となった今大会を制し、賞金ランキングトップを走る石川遼に少しでもプレッシャーをかけたいところだ。
その他、池田と同じ3位タイに3アンダー69で回った矢野東。昨季賞金王の片山は通算4アンダーで宮里優作、藤田寛之、ジョーンズ、宮本勝昌、尾崎健夫、星野英正らと並び20位タイにつけている。
片山晋呉、ブレンダン・ジョーンズ(豪)の実力者2人と同組で回ったこの日、序盤から久保谷のショットが切れた。1番ではバーディチャンスをものにできなかったが、続く2、3番でスコアを伸ばし波に乗る。さらに中盤、7、9、11番の奇数ホールでバーディを奪い独走態勢を築いた。15番パー4で3パットのボギーを叩いたものの、通算12アンダーで首位へ浮上。37歳のベテランが2002年のマンシングウェアオープンKSBカップ以来、およそ7年ぶりのツアー5勝目に王手をかけた。
一方、前日「64」で飛びだした池田は思わぬ足踏み。18ホールで30パットとグリーン上で苦しみ、2バーディ、2ボギーのイーブンパー72とスコアを伸ばせなかった。それでも首位とは3打差の通算8アンダー3位タイと逆転の可能性はまだまだ十分。3日間の短期決戦となった今大会を制し、賞金ランキングトップを走る石川遼に少しでもプレッシャーをかけたいところだ。
その他、池田と同じ3位タイに3アンダー69で回った矢野東。昨季賞金王の片山は通算4アンダーで宮里優作、藤田寛之、ジョーンズ、宮本勝昌、尾崎健夫、星野英正らと並び20位タイにつけている。