国内男子
遼クン、今度こそ優勝だ!!
2008年4月24日(木)午後2:20
国内ツアープロデビュー戦で惜しくも優勝を逃した高校生ルーキー・石川遼が、24日開幕のつるやオープンゴルフトーナメント(兵庫・山の原ゴルフクラブ 山の原コース)で新たな戦いに挑む。
開幕戦の東建ホームメイトカップでは、首位タイで最終ラウンドを迎えながら自滅。終盤、見どころは作ったものの5位タイに終わった石川の胸の中は、悔しさと反省でいっぱいだ。だが、本人の思いとは別に、先輩たちからは賞賛の声が次々に飛び出している。「スポーツ能力が異常にある」(尾崎将司)。「(後半)盛り返したところが非凡」(中嶋常幸)などと、日本の一時代を作り上げた面々が褒めるのは、あれだけプレッシャーがかかる中で戦うのがどれほど難しいことか分かっているからだ。
関西初登場となる今大会では、前戦以上に注目度はアップ。ギャラリーを受け入れていない練習ラウンドからこっそりとファンがもぐりこむ騒ぎも起きており、試合が始まればどこまでヒートアップするかわからない。しかし石川は、物事を吸収する能力が想像以上に高い。柔軟な心で、1試合1試合の経験を生かして優勝に挑む。
唯一心配されるのは、プロ転向以来続く多忙なスケジュールだ。アマチュアとは違い、毎週試合があるプロは、常にコンディションを整えることを要求される。転戦に続く転戦は、16歳の若い体にも負担を強いる。その上、日本男子ゴルフ界をひとりで背負う形となっているニューヒーローには、ゴルフ以外の仕事も多い。CM撮影やイベント、取材や表彰式などが合間をぬって入り込んでおり、息つく暇もない。実際、今度の会場入りも22日の早朝だったが、前夜に都内で表彰式に出席した後、父の運転する車で移動してのものだった。
ルーキーとしての宿命である知らないコースでの練習ラウンドと、その合間の仕事。さらに高校生としての勉強の狭間で、心と体をどうコントロールしていくのか。その辺りも含めて見守りたいところだ。
開幕戦の東建ホームメイトカップでは、首位タイで最終ラウンドを迎えながら自滅。終盤、見どころは作ったものの5位タイに終わった石川の胸の中は、悔しさと反省でいっぱいだ。だが、本人の思いとは別に、先輩たちからは賞賛の声が次々に飛び出している。「スポーツ能力が異常にある」(尾崎将司)。「(後半)盛り返したところが非凡」(中嶋常幸)などと、日本の一時代を作り上げた面々が褒めるのは、あれだけプレッシャーがかかる中で戦うのがどれほど難しいことか分かっているからだ。
関西初登場となる今大会では、前戦以上に注目度はアップ。ギャラリーを受け入れていない練習ラウンドからこっそりとファンがもぐりこむ騒ぎも起きており、試合が始まればどこまでヒートアップするかわからない。しかし石川は、物事を吸収する能力が想像以上に高い。柔軟な心で、1試合1試合の経験を生かして優勝に挑む。
唯一心配されるのは、プロ転向以来続く多忙なスケジュールだ。アマチュアとは違い、毎週試合があるプロは、常にコンディションを整えることを要求される。転戦に続く転戦は、16歳の若い体にも負担を強いる。その上、日本男子ゴルフ界をひとりで背負う形となっているニューヒーローには、ゴルフ以外の仕事も多い。CM撮影やイベント、取材や表彰式などが合間をぬって入り込んでおり、息つく暇もない。実際、今度の会場入りも22日の早朝だったが、前夜に都内で表彰式に出席した後、父の運転する車で移動してのものだった。
ルーキーとしての宿命である知らないコースでの練習ラウンドと、その合間の仕事。さらに高校生としての勉強の狭間で、心と体をどうコントロールしていくのか。その辺りも含めて見守りたいところだ。