国内男子
賞金王争う池田、谷原はイーブンパー並走 単独首位に正岡竜二
2016年11月24日(木)午後4:58
国内男子ツアーのカシオワールドオープンは24日、高知県のKochi黒潮カントリークラブで開幕し、第1ラウンドの競技を終えた。4アンダー68で単独首位に立ったのはツアー初勝利を狙う正岡竜二。1打差に通算2勝の薗田峻輔ら3人が続き、賞金王を争う池田勇太、谷原秀人はともにイーブンパー72の35位タイにつけている。
シーズン残り2試合となり、タイトルレースも佳境の国内男子ツアー。賞金ランキング首位の池田は5バーディを奪う一方でボギーも5つとかさみ、イーブンパー72で初日を終了。約470万円差で同選手を追う谷原は2バーディ、2ボギーで回り、初のビッグタイトルを見据える2人は首位と4打差から上位を目指すこととなった。
ツアー未勝利の33歳、正岡は5バーディ、1ボギーの内容で自身初の単独首位発進。1アンダーで迎えたバックナインで3つスコアを伸ばし、3年4か月ぶりの勝利を目指す薗田や岩本高志、デビッド・オー(米)ら2位グループと1打差で初日を終えている。
その他上位は、2アンダー70の5位タイに地元高知の片岡大育に弘井太郎、そして小平智、山下和宏ら。さらに1打差の13位タイ集団には、昨季覇者の黄重坤(韓)に宮里優作、岩田寛、今平周吾らのほか、来季シード確保へ正念場の深堀圭一郎や平塚哲二らが名を連ねる。