2週連続V狙う池田、6位タイに後退… 石川は20位タイ浮上
2013年11月8日(金)午後4:15
国内男子ツアーの新規大会、HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦は8日、茨城県の美浦ゴルフ倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了。ベテランの桑原克典と呉阿順(中)が通算9アンダーで首位タイに立つ中、初日単独トップの池田勇太は1アンダー70のラウンドで通算7アンダー6位タイに順位を下げた。前日36位タイの石川遼は3つスコアを伸ばして通算3アンダー20位タイに浮上している。
この日インスタートの池田は16番までスコアカード通りの我慢のゴルフが続いたものの、17番でバーディを奪うと、1アンダーで折り返した後半も2番、6番とバーディを重ねる。ところが7番をボギーとすると、最終9番でもボギーを叩き1アンダー70。スコアを伸ばし切れずに通算7アンダー6位タイに後退した。それでも首位とは2打差と十分に優勝射程圏内。残り2日で巻き返し、2週連続優勝を狙う。
前日後半に崩れて36位タイ発進だった石川は上々のラウンドを見せた。10番からスタートして11番で幸先良くバーディを奪うと、13番でもバーディを加え2アンダーでハーフターン。後半は5番でボギーを叩いたものの、2バーディを奪って3アンダー68でホールアウトし、通算3アンダー20位タイで決勝ラウンドに進出した。
その他上位陣は、首位と1打差の3位タイに今野康晴、李京勲(韓)、デービッド・スメイル(ニュージーランド)の3人。池田と並ぶ6位タイに賞金ランキング4位の小田孔明、宮里優作、藤本佳則らがつけ、昨季賞金王の藤田寛之、金庚泰(韓)の2人が通算6アンダー12位タイで追走している。同ランク2位の片山晋呉は通算2アンダー24位タイで予選を突破した。
一方、今季1勝の薗田峻輔がカットラインに2打及ばず通算5オーバー74位タイで無念の予選落ち。賞金ランク3位のパク・エスジェイ(韓)は第1ラウンド終了後、左肩痛のため棄権を表明している。