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レッスン

花道からの40ヤードはノーコックアプローチがオススメ

2025年12月25日(木)午後1:52

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 設定は、花道から40ヤード前後で少し上りのアプローチ。一見、易しそうですが、「寄せなければ」と思うあまり、ミスが出ることも。今回は確実に寄せられる打ち方をレッスンしましょう。

 花道でライは良く、しかも上りの場合、低く打ち出して転がして寄せるというのが基本ですが、それを実現するために覚えておいて欲しいポイントがいくつかあります。

 まず、構えで左手をできるだけ真っ直ぐ伸ばすこと。左手とシャフトを真っ直ぐにして、正面から見て、小文字の「y」のような構えにしてください。

 そしてバックスイングでも、この「y」をキープ。左手の甲を地面に向けたままノーコックでクラブを上げ、ダウンでも腕を真っ直ぐ伸ばしたままヘッドを下に落とす感じでスイングしましょう。

 腕が真っ直ぐ伸びていたら正確にボールのところに下りて来ますが、ヒジが緩んでいると、ヒジの伸び縮みによって軌道が変わるリスクが出てきます。

 さらに付け加えれば、ハンドアップ気味に構え、少しヒールが浮くぐらいにして、腕を真っ直ぐ伸ばすと距離感が合いやすくなります。

 この打ち方にはさらにメリットがあって、ハンドアップにして左腕とクラブを一本にすることで、自然とボールが近くなります。その結果、芯に当てやすくなります。

 スイングでもうひとつ意識して欲しいのは、“掃くように打つ”ことです。そのイメージをつかむためのドリルを紹介しましょう。

 左手1本でクラブを持ち、インパクトゾーンの入口辺りからソールで芝を擦るようにヘッドを動かしてみてください。このように左腕を掃くように動かすと、左腕とシャフトが一本につながっているイメージが持てるはずです。

 ドリルで感覚をつかんだら、「y」で構えて実際に打ってみましょう。

 この打ち方のいいところは、アップライトに当てるので、ボールの赤道より下に当たりさえすればそんな結果が変わらないということ。つまり失敗しても大怪我にはならないということです。

 40ヤードを切った状況で大きな武器になるノーコックアプローチ。ポイントは小文字の「y」とハンドアップ。この打ち方で大きなミスが出ない、再現性の高いアプローチを実現してください。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #164」より(放送・見逃し配信中)
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