レッスン
大西魁斗選手が自らの練習方法とショットのルーティンを紹介
2025年4月16日(水)午後0:03

今回は、PGAツアーに参戦中の大西魁斗選手に、自身が行っている練習方法や、実際のショットの際に気を付けている点を紹介してもらいます。
スイングでは、テークバック、ダウンスイングともプレーンをなぞるようにクラブを動かすことを意識しているという大西選手。その理想のスイングを獲得するために実践している練習器具を使ったドリルを教えくれました。
「使用する器具は、両腕に挟むスイング矯正のためのボールと、左脇に挟むためのヘッドカバー(タオルなどでも可)。両腕にボールを挟み、左脇にヘッドカバーを挟んでボールを打ちます。ポイントは、この両方がスイング中、落ちないようにすること。テークバックで右ヒジを引いてしまうとボールが落ちるので、両腕でボールをしっかり挟むことを意識。ボールが落ちなければ、右ヒジも内側に入っていいポジションにあるということになるので、クラブも自然にプレーンに乗ります。最初は7番アイアンでスタート。振り幅はハーフショット程度で、スリークォーターまで振ることもあります。同じ練習をドライバーでやることもあります。その際も、基本はハーフショットです」(大西)
大西選手の場合は、これを普段の練習だけでなく、試合当日のスタート前練習でも採用。必ずこれをやってからショット練習を開始しています。
もうひとつ、大西選手の正確なショットを生み出しているのが、規則正しいルーティンです。
「ルーティンに関しては、特別なことをやっているわけではありませんが、丁寧にやるようにしています。まず、アドレスに入る前に、ボールの後方で、スイングのチェックポイントを意識しながら素振りをします。次にグリップしながら、左脇がしっかり締まっているか、左手がウィークになっていないかを確認します。そして、最後に打ち出す方向にフェースと体のラインを合わせて構え、スイングプレーンをイメージしたワッグルを1回やってからテークバックをスタートします」(大西)
実をいうと、このルーティンの丁寧さがアマチュアゴルファーとプロゴルファーとの大きな違いです。トッププロになるほど、グリップの握りやスイングチェックを丁寧にやる人が多く、大西選手はその中でも丁寧さではトップクラス。もし機会があったら一度見ることをオススメします。
「今はYouTubeなどで、スイングのことがいろいろ学べる時代。それはそれでいいことだと思いますが、ゴルフで一番重要なのは基本です。その中でも、特に大事なのがグリップやアドレスで、これがきちんとできていなかったら、どんなにクラブの動かし方を意識しても真っ直ぐ飛びません。そのことを忘れないでください」(大西)
PGAツアーに参戦するほどのレベルであっても、大事にしているのは基本。アマチュアゴルファーの皆さんも基本を疎かにしないように練習に励んでください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #131」より(放送・見逃し配信中)
スイングでは、テークバック、ダウンスイングともプレーンをなぞるようにクラブを動かすことを意識しているという大西選手。その理想のスイングを獲得するために実践している練習器具を使ったドリルを教えくれました。
「使用する器具は、両腕に挟むスイング矯正のためのボールと、左脇に挟むためのヘッドカバー(タオルなどでも可)。両腕にボールを挟み、左脇にヘッドカバーを挟んでボールを打ちます。ポイントは、この両方がスイング中、落ちないようにすること。テークバックで右ヒジを引いてしまうとボールが落ちるので、両腕でボールをしっかり挟むことを意識。ボールが落ちなければ、右ヒジも内側に入っていいポジションにあるということになるので、クラブも自然にプレーンに乗ります。最初は7番アイアンでスタート。振り幅はハーフショット程度で、スリークォーターまで振ることもあります。同じ練習をドライバーでやることもあります。その際も、基本はハーフショットです」(大西)
大西選手の場合は、これを普段の練習だけでなく、試合当日のスタート前練習でも採用。必ずこれをやってからショット練習を開始しています。
もうひとつ、大西選手の正確なショットを生み出しているのが、規則正しいルーティンです。
「ルーティンに関しては、特別なことをやっているわけではありませんが、丁寧にやるようにしています。まず、アドレスに入る前に、ボールの後方で、スイングのチェックポイントを意識しながら素振りをします。次にグリップしながら、左脇がしっかり締まっているか、左手がウィークになっていないかを確認します。そして、最後に打ち出す方向にフェースと体のラインを合わせて構え、スイングプレーンをイメージしたワッグルを1回やってからテークバックをスタートします」(大西)
実をいうと、このルーティンの丁寧さがアマチュアゴルファーとプロゴルファーとの大きな違いです。トッププロになるほど、グリップの握りやスイングチェックを丁寧にやる人が多く、大西選手はその中でも丁寧さではトップクラス。もし機会があったら一度見ることをオススメします。
「今はYouTubeなどで、スイングのことがいろいろ学べる時代。それはそれでいいことだと思いますが、ゴルフで一番重要なのは基本です。その中でも、特に大事なのがグリップやアドレスで、これがきちんとできていなかったら、どんなにクラブの動かし方を意識しても真っ直ぐ飛びません。そのことを忘れないでください」(大西)
PGAツアーに参戦するほどのレベルであっても、大事にしているのは基本。アマチュアゴルファーの皆さんも基本を疎かにしないように練習に励んでください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #131」より(放送・見逃し配信中)
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